日本基督教団奥羽教区
緊急掲示(2)

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奥羽教区緊急掲示(1)


奥羽教区公式ブログ
が立ちあがりました。そちらもご覧ください。

奥羽教区より依頼を受け、東日本大震災に関する情報を掲示いたします。
邑原宗男奥羽教区議長は被災教会を毎週のように訪問しています。
その惨状、復興の取り組み、支援の状況等を報告しています。
このホームページでの報告は今回で最後の報告となります。
奥羽教区のブログは今後も継続して報告されます。

東日本大震災被災教会状況(22)  (8月3日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。今週は各教会の夏期活動が始まっています。この中で各地からの訪問は日増しに増えています。また、被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。ここ数日、余震が大きく多くなっていて、不安を訴える方が増えました。連日ちょっと涼しかったのですが、また暑さが戻ってきました。ボランティア方々の健康が支えられるように祈りました。今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお震災から5ヶ月となりますので初動の報告は今回で終了します。今後は毎月1回、大きな状況変化を報告することといたします。なお 奥羽教区公式ブログhttp://ouukyouku.blogspot.com/)については順次掲載しますので今後はそちらをご覧下さい。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝説教の応援も行われています。祈りの輪が広がり教会員も支えられていることを実感しています。
礼拝堂を利用して救援物資の配布も継続中。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。活動は仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また、住宅の補修を計画されている家屋の耐火ボードや断熱材の撤去作業や家具出しなどもを継続しています。訪問者への説明などを牧師も会員も続けています。ボランティア活動への協力として教会員が、教会で食事の準備をするなど、互いに協力しています。

東京北支区の皆さんに説明する森分牧師 東京北支区のメンバー YMCAに対する教会の働きに感謝を
述べるYMCA職員
ボランティア活動について 作業から帰ってきました。

 36. 新生釜石教会 柳谷雄介

牧師は夏期実習生を受け入れ、夏の活動を続けています。
ボランティアの数は少数となりました。支援物資の配布は継続しています。外のテントで、各地からの訪問された方々とも出会いのときが与えられています。北支区の方々を迎えて、交流会と昼食を共にしました。教会員たちは、懐かしい方に久々に会うことができたことを喜んでおられました。礼拝堂の応急処置工事は今ストップしています。

久しぶりに会うことが出来た教会員たち 東京北支区のメンバーとの交流会 夏期実習される神学生
東京北支区のメンバーによる賛美 交流会に出席した教会員
東京北支区長の挨拶を代読したメンバー 交流会後の昼食

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子 

教会員懇談会を開催し、移転の必要を理解しても、資金面での不安をもらす方もあり、教区教団の支援への期待は大きくなっています。
千厩教会の礼拝堂再建のために各地からの祈りが届けられています。

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 7月
31日で完全に収束しました。夏休みとなり各地から大船渡地域へのボランティア活動をされる方々の宿泊拠点として集会室や礼拝堂が用いられています。東中国教区の高校生たちや、韓国からも含め多くの方が集まっています。その中でも訪問者や長電話にも村谷正人牧師は対応しています。各地からのボランティア申し出により日程調整をしながら受け入れています。主として社会福祉協議会につないで本当に必要な活動を行うよう手配しています。東中国教区や北支区のメンバーの訪問は旧知の方との再会となり牧師は励まされています。

チャイルドファンドじゃぱんを通して
青山学院学生の働きがニュースになりました。
オンヌリ教会のメンバー チャーチオブゴッドのメンバーにより草刈り奉仕
東京北支区長の挨拶を代読するメンバー 説明する村谷牧師 東京北支区のメンバーによる賛美
西池袋教会の森田光博牧師 遠路到着した東中国教区のメンバー 東中国教区のメンバーの祈祷会

東京教区北支区 奥羽教区交流委員会(震災支援委員会)

昨年から続いている北支区との交流の一環で13名の方々がお出でになりました。
土沢教会(宿泊拠点) 新生釜石教会 宮古教会 大船渡教会を訪問されました。

東京北支区のメンバーと土沢教会での交流会
土沢教会 新生釜石教会
宮古教会 大船渡教会

 東日本大震災被災教会状況(21)  (7月28日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。
今週は教区常任常置委員会(救援支援委員会)において、被災された教会の現状や今後について確認しました。各地からの訪問は日増しに増えています。また、被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。余震が大きく多くなっていて、不安をくちにする方が増えました。いまだ、津波や地震による被災教会の再建計画が立てられない状況です。地方自治体より全面建て替えの計画については許可が出ません。応急修理のみが可能です。そのため、まず応急処置の実施について常任常置委員でも計画を進めるよう助言することとし、抜本的には次の段階まで待つこととしました。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝説教の応援も行われています。祈りの輪が広がり教会員も支えられていることを実感しています。
礼拝堂を利用して救援物資の配布も継続中。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。滋賀YMCAから専用の車が届きました。作業地への移動も機動力がましました。活動は仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また住宅の補修を計画されている家屋の耐火ボードや断熱材の撤去作業を継続しています。被災された方が教会に立ち寄られ、花を生けるなどされています。ボランティア活動への協力として教会員が、教会で昼食や夕食の準備をするなど、互いに協力しています。

出張から帰宅された森分牧師 花を持って来て下さいました。 花を生けて下さっています。
教会員による夕食の準備 滋賀ナンバーの車ですが、
YMCA宮古ボランティアセンターの車です。
ハエトリグサ(ハエ取りの助っ人です。) 作業分担表

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

牧師も仮設住宅に入居しました。応急処置を始めていますが工事の順番でしょうかなかなか進みません。
ボランティアの数は少数となりました。支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も出されています。外のテントで、各地からの訪問された方々とも出会いのときが与えられています。講演会が順次計画され活動は続いています。礼拝堂が商工会などにも利用されていますが、やはり教会員が静かに過ごす場となっていないことを訴える方もあります。

山形県六日町教会の方々 礼拝堂を商工会の集まりに提供しています。
テントの中で教会員も過ごされています。

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

教会員懇談会を開催し複数の選択肢の中から検討を続けています。ただ、不安をもらす方もあり、教区教団の支援への期待は大きくなっています。
千厩教会の礼拝堂再建のために各地からの祈りが届けられています。牧師たちは遠距離在住の信徒を尋ねるために宮城県の松島まで出かけるなどして祈りをあわせています。柴宿教会との協力も継続されています。

三河牧師のご家族 献金が届けられました。

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 7月
31日で完全に収束します。ますます各地からこられ、地域へのボランティア活動をされる方々の宿泊拠点として集会室が用いられています。教区内の関係学校である東奥義塾高校から高校生がボランティア活動のためにこられました。教務教師の阿部義也教師が引率者としておいでになりました。各地からのボランティア申し出により日程調整をしながら受け入れています。主として社会福祉協議会につないで本当に必要な活動を行うよう手配しています。

青森県東奥義塾高校から 3名の東奥義塾高校生のボランティア
引率されてきた阿部義也教師(左側) 支援物資配布のバランティアのかたに紹介 青森バプテスト教会の方々の訪問
集められたものすごい瓦礫の山(陸前高田市)

奥羽教区事務所 緊急支援委員会(常任常置委員会)

常任常置委員会で状況の確認と今後について検討しました。特にお見舞いの対象者も追加するなど一つ一つに対応しています。

奥羽教区
右側から副議長、主事、書記
広報担当の井上牧師
DVDを作成中

 東日本大震災被災教会状況(20)  (7月21日現在)

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。
各地に被害をもたらした台風は、こちらには影響はありませんでした。やませが吹き、むしろ肌寒いくらいでした。また23日午後1時34分 岩手県内陸部は震度5強の揺れでした。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。8月のボランティア申込みが多く調整をしています。できるだけ一度に重ならないように、特に宿泊が問題になります。基本は自前でといっても外国からすでにチケットの手配をしたというようなものがはいり、なかなかです。できるだけ教会員の祈りの場となる落ち着いた状態で教会の活動をできるように願っています。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。ホジティーフオルガンのコンサートが開かれるなど教会の歩みと調整しつつ、作業計画に基づいて進められています。 教会のお隣の団子屋さんついに取り壊しを始められました。また一つまた一つと徐々に取り壊しが進んでいます。活動には大きな変化はなく、仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また住宅の補修を計画されている家屋の耐火ボードや断熱材や床材の撤去作業を継続しています。
ひかり幼稚園も夏休み前の活動が連日行われ、森分和基牧師も園長として働いています。

隣にあったお団子屋さんの取り壊しが始まった。 物資を選んでいる方々 ボランティア活動を統括しています。
被災状況を説明する方 説明に熱が入ります。 昼食の準備が始まりました。

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

ジャズコンサートや教会フェスティバルなどの計画もあり、人の出入りは途切れることはありません。
ボランティアにより礼拝堂の乾燥したヘドロを取り除く作業は、なおも続いています。その後についてはまだ具体的に成っていません。まず泥を取り除き、壁を直しても水に浸かった部分とその上とで壁紙などは多少の違いが起こることを承知で応急処置を行うことになっています。今、業者はあちこちで作業をしていて、教会だけ先にというわけにも行かないのです。支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も出されています。外に円形テント張り、中に物資を入れて配布しています。教区でも搬入する物資の要望に応えつつ準備しています。暑さに耐えるためカキ氷で過ごしています。

テントの中で過ごしている教会員 長野県から来られた教師 拭いても拭いても泥が出てきます。
教会の前に設営されたテント 市内の大通り 岸壁に乗り上げたままの大型船

 41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

教会役員会や教会員懇談会では複数の選択肢を検討しています。教会員の意志を確認する機会を持とうとしています。土地取得も簡単ではありません。礼拝後の懇談会を計画しています。これはと思っていた物件について、道が閉ざされるなどということが起こっています
 


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布は縮小して7月31日まで継続することにしています。収束しました。規模縮小しても1日20名以上です。まだまだ求められます。訪問者は次々とあり、夏期活動としてのボランティア活動をされる方々の予定が届き、8月の予定もすでにいっぱいとなっています。
亡くなられた会員やご家族を覚えて、教会として合同の追悼礼拝を23日行う予定です。

気仙大橋が通れるようになりました。 ホーリネスの群れからの訪問 被災状況、支援活動等の説明
電話は未だ普通、インターネットも使用できません。 本日の来訪者名簿

  

東日本大震災被災教会状況(19)  (7月14日現在) 

 先週に引き続き教区常置委員会の決定に従って、被災された教会員たちへのお見舞いを携え訪問をしました。しかし、避難先を他所に移された方もあり、直接お会いできないことも起こっています。主の支えと教団全体の祈り、教区の会員の祈りを伝えてきました。
被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。7月も中旬とり各地からのボランティアは徐々に多くなってきました。中には、あちこちにボランティア要請を行った教会があり、一度に重ならないように調整が必要となっています。また多くの人が集ると何かしていると言う錯覚すら感じるほどです。何よりの教会員の祈りの場となることにためにボランティアに出かける側で控えていただければと願っています。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

 YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。特に3月末までの長期常駐者も決まり、教会の歩みと調整しつつ、作業計画に基づいて進められています。1000名を越えるボランティアが働きましたが、最近の方の顔写真。
連日の猛暑は、ボランティアの体調を崩させいます。教会員たちはそのような方々に冷たいものを差し入れるなどして協力しています。活動には大きな変化はなく、仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また住宅の補修を計画されている家屋の対価ボードや断熱材や床材の撤去作業を継続しています。ひかり幼稚園も夏の活動も連日行われ、森分和基牧師も早朝から働いています。

作業日程 今までの協力して下さったボランティア これから3月末まで長期滞在されるボランティア
修繕を終えた教会員宅 物資を整理するボランティア

 36. 新生釜石教会 柳谷雄介

 淀川キリスト教病院からのボランティアも活動を継続しています。今週は、関東教区新潟地区 東京教区千葉支区からも集り、にぎやかです。講演会やコンサートなどの計画もあり、人の出入りは途切れることはありません。
ボランティアにより礼拝堂の乾燥したヘドロを取り除く作業は、なおも続いています。支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も出されています。外に円形テント張り、中に物資を入れて配布しています。教区でも搬入する物資の要望に応えつつ準備しています。テントに集う人との交流を大切にしようとしています。猛暑に耐えるためカキ氷で過ごしています。各地からの訪問予定の日程を調整しています。 

暑気払いにかき氷 天井の泥を取り除いている
東京支区、千葉支区のボランティア
ボランティアの食事準備
ボランティア活動されている
関東教区新潟地区の教師
教会予定表

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

 教会の運営について教区として問安しました。 教会役員会や教会員懇談会では複数の選択肢を検討しています。建築後の維持について不安を持つ教会員の声もあり、一足飛びには進められません。
再建計画は、教区や地区の協力がどれくらいできるかということより、千厩教会としてどこに移転しどのような規模の建物かという教会員たちの意志・意思による計画が何よりも大切なのです。その計画を常置委員会として検討し、支援に入ることになります。教会の自主性は尊重されるべきです。信濃町教会より笠原義久牧師と役員がお出でになり、三河・蜿タ牧師の案内で千厩町内を見てまわりました。猛暑が続く中、牧師夫妻やお子さんたちの健康が支えられるよう祈るばかりです。擁壁のためには雨が降らないようにと願っています。

信濃町教会からの訪問
挨拶される蜿タ赦羊子牧師
信濃町教会笠原義久牧師と役員に説明する三河豊牧師


42. 大船渡教会 村谷正人

 支援物資配布 6月30日で収束しました。しかし、規模を縮小してもできる限りの物資配布を行っています。規模縮小しても1日20名以上です。まだまだ求められます。地元との関係から縮小したのですが。
被災された教会員へのお見舞いを贈呈するため、松浦裕介常置委員が出かけました。各地からの訪問者は多く、牧師は対応しています。なお15日より牧師は弘前へと出かけます。17日の礼拝は北西地区の弘前西教会石川敞一牧師が応援されます。教区全体の祈りが続けられています。夏期活動としてのボランティア活動をされる方々の予定が届き、調整をしています。4月以来入院中の医師(教会員)の重篤状況は変わることなく、教会員の祈りの課題となっています。

規模を縮小しても支援物資を求める方々が
20名以上集まっています。
被災者教会員訪問の打ち合わせ 東京教区、千葉支区からの訪問
関東教区新潟支区、神奈川教区からの訪問 訪問者と一緒に

奥羽教区事務所では8月末をもって借用中の倉庫を返却します。物資支援のためにチャイルド・ファンド・ジャパンの協力がありました。本当に感謝でした。被災教会からの要望に基づき、必要な物資をなお送り続けています。主事、主事補、事務職員の働きに感謝しています。独り占めがおきないように小分けにする作業も行い、被災教会の負担を少なくしようとしています。各教会の被害状況報告に漏れた方々への配慮も確認のうえ実施する手配をしています。各教会への訪問者についても奥羽教区事務所で調整していますが、どうしても理解されず直接交渉されたり、出かけられたりという状況に打つ手がありません。夏休みになったらどうなるやら。何しろみな善意ですから。

東日本大震災被災教会状況(18)  (7月8日現在)

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。
今週は常議員会や対策本部会議の様子を伝えつつ、津波被災を訪ねました。また教区常置委員会の決定に従って、被災された教会員たちへのお見舞いを携え訪問を始めています。主の支えと教団全体の祈り、教区の会員の祈りを伝えてきました。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。特に3月末までの長期常駐者も決まり、教会の歩みと調整しつつ、作業計画に基づいて進められています。連日の暑さは、ボランティアの体調を崩させちょっと心配な面もあります。教会員もそのような方々に冷たいものを差し入れるなどして協力しています。活動には大きな変化はなく、仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また住宅の補修を計画されている家屋の対価ボードや断熱材の撤去作業を継続しています。役員会で牧師館の応急処置の日程を決定すれば工事に入れます。その後礼拝堂も検討します。今後については教会員との懇談を重ね、理解を得ながら行う予定です。
ひかり幼稚園も夏の活動も連日行われ、森分和基牧師の夏のプログラムに入りました。おかげさまで少しずつ健康を回復しています。

津波を被災した教会員
自宅を修繕されました。
岩手地区の教師と ひっきりなしに電話が掛かってきます。
礼拝堂が整えられました。 活動を終え帰ってきたボランティア

 

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

淀川キリスト教病院からのボランティアも活動を継続しています。礼拝堂は乾燥したヘドロを取り除きとりあえずコンパネを敷き詰めています。バプテストリーも掃除されました。
支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も出されています。外に円形テント張り、中に物資を入れて配布しています。教区でも搬入する物資も要望に応えつつ準備しています。テントに集う人との交流を大切にしようとしています。各地からの訪問者や講演やコンサートのボランティアが来られ、計画が立てられています。各地からの訪問予定の日程を調整しています。

村上岩手地区書記の訪問
お見舞いをお渡ししました。
掃除されたパぺテストリー 淀川キリスト教病院からのボランティア
ハエ捕りリボンを交換しています。
ボランティアの方 訪問者に対応する牧師 被災教会員の家を聞き訪問に出かけます。

 

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

来週は信濃町教会から牧師信徒が来訪される予定。 教会役員会や教会員懇談会では複数の選択肢の中から、検討しています。建築後の維持についても不安を持つ教会員の声もあり、一足飛びには進められません。今後の教会運営については奥羽教区も相談にのります。
牧師夫妻やお子さんたちの健康が支えられるよう祈るばかりです。擁壁のためには雨が降らないようにと願っています。


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 6月
30日で収束しました。しかし、規模を縮小してもできる限りの物資配布を行っています。規模縮小しても1日20名の受付をノートは示しています。まだまだ求められます。地元との関係から縮小したのですが。そろそろ夏期活動としてのボランティア活動をされる方々の予定が届き、調整をしています。教会員でも被災された方が仮設に入居され始めました。入居後の配慮も課題の一つです。津波以来教会に寝泊りし物資配布を担当していた役員も自宅に帰りました。4月以来入院中の医師(教会員)の重篤状況は変わることなく、教会員の祈りの課題となっています。

規模を縮小し継続して物資を配布しています。 配布のボランティア 受付 物資を求める方が来ていました。
物資配布の継続を要望しています。
牧師になかなか大変な状況にあることを話されています。
規模を縮小しても多くの方が記帳されています。
1日20人以上はいます。


第3回日本基督教団常議員会、対策本部の様子

第3回常議員会 第3回対策本部


 東日本大震災被災教会状況(17)  (6月30日現在) 

 主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。今週は教区常置委員会において、被災された教会員たちへのお見舞いについてやっと確定することができました。まずは、それぞれへのお見舞いを決定しました。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布も継続中。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。YMCAのスタッフのうち滋賀県から来られていた方は50日間作業計画を作り、教会員との交わりを大切にされていました。630日をもって務めを終えて帰られます。最後のミーティングを行っておられました。活動は仮設住宅へのお手伝いに出かけ、また住宅の補修を計画されている家屋の対価ボードや断熱材の撤去作業を継続しています。教会総会も終え、日常の集会を始めようとしています。今後は牧師館の応急処置の工事に入る予定です。ひかり幼稚園も夏の活動に入り、プール開きも行いました。ボランティア活動への協力として教会員が、教会で昼食の準備をするなど、互いに協力しています。

午後の作業前の祈りとミーティング 昼休み中のボランティア 横浜YMCAから届いたスタッフ用の夏物衣類
作業予定表 滋賀県から来たボランティア
50日間働きました。
北海教区からの訪問 見送り

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

ボランティアの数は少数となりました。床をはがした礼拝堂や牧師館に残って乾燥したヘドロを取り除く作業を進めています。バプテストリーも掃除されました。
支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も出されています。ただし、礼拝堂の応急処置を始めましたから、外に円形テント張り、中に物資を入れて配布しています。搬入する物資も要望に応えつつ準備しています。テントに集う人との交流を大切にしようとしています。

赤テントの中で 白テントは物資の配布 ヘドロをとるボランティア 大通りでは店が営業を始める
仮設住宅 大槌町で植栽のボランティア ボランティア予定表 牧師の日程

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

複数の選択肢の中から、教会員とさらに検討を続けています。いくつかの候補地をあげて、具体的に検討しています。


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 6月
30日で収束します。しかし、規模を縮小してもできる限りの物資配布を行います。毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送することができました。地域へのボランティア活動をされる方々の宿泊拠点として集会室が用いられています。今週は、北海教区から久世そらち議長はじめ13名がお出でになり、29日、炊き出しボランティアを行いました。社会福祉協議会でボランティアをされている方も一緒になって、楽しい昼食になりました。岩手地区内教師も共に活動しました。また教区内新任教師オリエンテーションにも牧師は出席されました。

奥羽教区新任教師オリエンテェーション
に出席された村谷正人牧師
北海教区の炊き出し たこ焼きを焼かれる
久世さらち北海教区議長
社会福祉協議会のボランティアも一緒に 大船渡教会員 最後の配布準備
6月滞在中のボランティア青年 活動後お風呂に出かけます。 北海教区の皆さんと共に


活動を終えて帰路に就く岩手地区教師
生嶌陽子牧師

岩手地区教会婦人会連合研修会の写真

講演される生嶌陽子牧師 会場の様子 出席された柳谷牧師
新生釜石教会員の報告 宮古教会委員の報告 千厩教会員の報告

  

東日本大震災被災教会状況(16)  (6月23日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。今週は教団救援対策本部の視察・調査が宮古教会、新生釜石教会、大船渡教会で行われました。311日以降100日を過ぎて、やっとこれからという状況を見ていただきました。先週は大韓イエス教長老会の招きに応えて教区主事、教区緊急支援委員会広報担当、被災教会牧師の3名が出かけました。状況報告の機会を得、多くの励ましと篤い祈りを受けることが出来ました。主にある宣教協約の一つとして感謝でした。今週は、教区内あります在日大韓基督教会の二つの教会の牧師委任式が行われました。被災地の中での新たな働きを感謝し、祝福するときがあたえられました。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。 新生釜石教会は応急処置として工事を始めました。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布も継続中。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。仮設住宅へのお手伝いに出かけています。YMCAの作業計画により、砂利やヘドロのかき出し作業を継続しています。清掃と復元により教会の資料も徐々に片付き、作業に使っている部屋を、教会の日常の集会に用いるため最後の片づけを始めています。牧師館の応急処置の工事に入る予定で、教会総会の準備もしています。ボランティア活動への協力として教会員により昼食の準備をするなど、互いに協力しています。

ボランティアの昼食を用意する教会員 支援物資を選ぶ方
教会総会公告 お見舞いの寄せ書き 作業予定、人員配置のお知らせ

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

ボランティアの数は少数となりました。新たに淀川キリスト教病院からのスタッフが来られました。いよいよ床をはがし、壁をはずして応急処置を始めました。牧師館も礼拝堂も壁の中に残っている汚泥の残りに作業は続けられています。
支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も求められています。ただし、礼拝堂の応急処置を始めましたから、外に円形テント張り、中に物資を入れて配布しています。搬入する物資も要望に応えつつ準備しています。テントに集う人との交流を大切にしようとしています。教団救援対策本部の方々との面談において、今後地域の方々への支援方法について柳谷雄介牧師の思いが語られた。

壁と床をはがしヘドロを撤去 救援対策本部の調査 淀川キリスト教病院のスタッフ

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

複数の選択肢の中から、教会員との検討を続けています。いくつかの候補地をあげて、具体的に検討しています。

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 役員会として6月末で収束することを決定しました。すでに地元商店が活動を始めました。なお毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。要望に応えるため奥羽教区常置委員会でも物資の手配をしています。
地域へのボランティア活動をされる方々の宿泊拠点として集会室が用いられています。村谷正人牧師が東京出張から帰られるのを待って、教団救援対策本部の方々との面談が始まりました。地震後急遽赴任し、前任者から引継ぎ救援活動としての支援物資の配布を続けることを通して、主イエスの大きな愛を表すことができたこと。この働きに教会員が関わることができ、地域の中の教会であることを確認することができた。被災した方が教会の掃除などを手伝われて、互いに理解を深めている。今後も教会の規模を縮小しつつ、物資配布や炊き出しなどのプログラムを計画している。

物資の搬入 救済対策本部からの調査

 
奥羽教区常置委員会として

教会員への配慮

被災された教会員への配慮を、常置委員会として検討しましたが、状況の違いのため未だに確定できない状況です。行方不明であった大船渡教会員は、先日ようやく消息を得ることが出来ました。(遺体確認)新たな悲しみとなりましたが、次に進む道が一つ開かれました。相次ぐ余震は内陸部の教会の建物の被害状況を拡大しています。教会員の自宅も同様です。

在日大韓基督教会牧師委任式

被災後、すぐに救援活動を継続してくださっています在日大韓基督教会関東地方会の方々との交わりとして、北上と三沢の教会の牧師委任式に参列し、祝福する機会が与えられました。感謝。
6月22日 北上シオン伝道所を北上ベデル教会と名称を改め、再出発です。龍煥雄牧師との交わりの中にある北上教会の小林功牧師夫妻と共に祝福するときが与えられました。6月23日 三沢教会は全昇大牧師を迎え、地域の方々との交わりが多くなり、委任式にも多くの方々が参列されました。北東地区長江戸清牧師(奥中山教会) 近隣の太田望伝道師(三本木教会)と大三沢教会員と共に祝福するときが与えられました。

岩手地区長
北上教会 小林功牧師
龍煥雄牧師 祝福に来られた在日大韓基督教会牧師
と日本基督教団の牧師
北上シオン伝道所改め
北上ベテル教会となりました。
全昇大牧師
司式者は韓聖煥関東地方会長
奥羽教区議長邑原宗男牧師の祝辞 在日大韓基督教会の牧師方 祝福に来られた牧師たち
奥羽教区より3名の牧師が出席

東日本大震災被災教会状況  (6月14日現在)

教団関係者の視察・調査や各教区からの視察が続いています。牧師が不在の場合もあります。そのことを了解に上お出かけいただければと存じます。
 特に今週は大韓イエス教長老会の招きに応えて教区主事、緊急支援委員会広報担当、被災教会牧師の3名が出かけました。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。宮古教会 新生釜石教会はそれぞれ応急処置として修繕を始めました。しかし、抜本的な事柄には、まだ入ることはできません。今週も、各教会の様子をもお知らせします。

 

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布も継続中。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。先週の聖光学院高等学校高校生4班、合計80名の活動は若さの中で好感をもたれました。詳細なYMCAの作業計画により、ヘドロのかき出し作業を行いました。清掃と復元をした教会の資料も徐々に片付き作業に使っている部屋を、教会の日常の集会に用いるため準備に入りました。牧師館の応急処置の工事に入る予定で計画を立てています。集っているボランティアたちは、夕食前のひと時、地域の中学生などとも交流をもっています。中学生に殺陣を指導しています。夕食前の楽しい交流です。

 

チャンバラごっこではありません。某放送局で特殊撮影をされている方が、地元の中学生に殺陣を教えています。 こんなことも作業の後の楽しみとなっています。 教会員には毎週日曜日礼拝後に作業活動報告が丁寧に行われ、互いに理解しています。牧師の健康のために祈ってください。 教会 幼稚園 地域のことと体は一つ、働きは多い その中で一歩を踏み出そうとしています。仮設住宅への入居が徐々に進んでいます。これから入居者が孤立しないような配慮が必要です。  

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

ボランティアの数は少数となりました。今週は牧師の親族が集りました。境内地に残っていて瓦礫となる大型家具や電化製品も取り除いています。近隣の要請にこたえて整理片付けの活動が継続されています。北海教区から常駐ボランティア派遣されています。先週の葬儀の後、いよいよ床をはがし、壁をはずして応急処置を始めることとなりました。牧師館も礼拝堂も壁の中に残っている汚泥の残りに作業は続けられています。
支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も求められています。ただし、礼拝堂の応急処置を始めましたから、外に円形テント張り、中に物資を入れて配布していますが、いつまで続けるかの判断をせまられるようになりました。川を渡ると、通常に営業している個人商店があります。考慮中です。 

 牧師の親族が集っています。
マスクなどしていますが誰かわかりますか?
教会員と柳谷牧師のお父様
柳谷明先生
礼拝堂のまわりの瓦礫を整理する。
未だに残っている瓦礫の積み込み作業 講壇の床を剥がしました。
礼拝堂の壁の中 断熱材を取り除くと汚泥がたまっていました。 使用不能になった備品
これらも瓦礫になります。

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

複数の選択肢の中から、教会員との検討を続けています。いくつかの候補地を検討しています。土地だけでも2000万円は必要でしょう。 東京北支区の方々との支援について懇談のときをもちました。教区は教会の要請にこたえて協力します。その教区を支えてください。

東京教区北支区の方々 雨で土が流され陥没しています。 礼拝堂のひび割れを見ています。
事務室の壁もひびだらけ 今後の支援の方法について協議しました。 各地からのお見舞いのはがき

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 役員会として6月末で収束することを決定しました。すでに地元商店が活動を始めました。なお毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。要望に応えるため奥羽教区常置委員会でも物資の手配をしています。北海教区からの常駐するボランティアもこられました。
13日大韓イエス教長老会の配慮で村谷正人牧師は出かけました。

北海教区から派遣されているボランティア
常駐している後藤君
ひとりで黙々と支援物資の受け入れ作業、仕分け作業を行っています。
各地からの励ましのハガキ

教区の支援姿勢は 教会の要請にでき得る限り応えることにしています。要請のないこと 断られたことを無理強いはしません。どんなにおおきな活動のように見えても、そこに教会員がいないなら、地域への証にはなりません。そこで生きていることの証し喜びを表すことができるよう教会は立てられています。教会員のゆっくり休める教会へと回復することが出来るよう各教会は準備を始めています。

支援献金について、あつかましいお願い

いつも奥羽教区にあります被災教会を覚えてくださり感謝いたします。多くの献金が寄せられていますことは本当に感謝です。一つお願いがあります。確かにいろいろな関係がありますから各個人が、あるいは教会が、特定の教会へ直接献金を行われることは理解しています。知人や友人の祈りですから致し方ない面もあります。しかし、被災はどこも同じなのです。すでに各教会への献金が、それぞれにより大きく差が出ています。また、津波による被災だけでなく、内陸部にあります教会は3月11日以降地震のため地盤沈下や建物の被害が徐々に増大しています。このような教会への配慮も教区としては行いたいと考えています。 

実にあつかましいお願いですが、献金はできる限り、奥羽教区を通していただけないでしょうか。教区を通される場合でも、どうしてもこの教会へと指定されますなら、個々にお届けいたします。もちろん牧師個人へという場合もあるかもしれません。理解はしています。でもできる限り教会の働きのためにお願いいたします。ぜひとも 教区内の被災教会全体へと祈りが届くようご配慮いただけますなら幸甚です。                 

奥羽教区への送金

ゆうちょ銀行(郵便局から郵便振替です。)  02260−6−125752   日本基督教団奥羽教区
申し訳ありません  送金際 手数料がかかります どうぞ よろしくお願いいたします。

奥羽教区総会議長 邑原宗男

大韓イエス教長老会のお招きに応えて

大韓イエス教長老会より被災地の教会の牧師たちへの配慮がされました。祈りと励ましを受ける機会となりました。心から感謝いたします。6月13日〜17日 釜山の教会を訪問し、宮古教会、新生釜石教会、大船渡教会、千厩教会の状況並びにその他被災している教区内の教会の様子を報告する機会を得ました。出張しました教師は 被災教会として村谷正人牧師(大船渡教会) 広報担当として井上智牧師(日詰教会) 緊急支援委員会として教区主事の松浦裕介牧師(下ノ橋教会)です。3月11日以来 奥羽教区に対して、篤い祈りと支援をお送りくださった大韓イエス教長老会の皆様への感謝の一端をお伝えすることができました。

奥羽教区総会議長  邑原宗男


                                     

東日本大震災被災教会状況  (6月9日現在) 

 6月に入り梅雨空の日は気になります。千厩教会の擁壁の一部がちょっと膨らんでいるのかと思えます。被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは少数になっても途切れることなく続いています。

 宮古教会 新生釜石教会はそれぞれ応急処置として修繕を始めました。しかし、抜本的な事柄には、まだ入ることはできません。仮設住宅が完成し入居が始まり、被災の少なかった商店は営業を始めました。地域の方々の活動に邪魔にならないように気をつけながら支援物資配布を続けています。所謂、いつ物資配布を収束するか各教会は役員会が判断を始めました。(大船渡教会は6月末とすることを役員会で決定しました。)今、困っているのは、被災地の牧師に原稿依頼や講演依頼が行われていることです。もう少し待つことが出来ないのでしょうか。依頼する側にも確かにそれぞれ都合があるのでしょうが、「依頼されると、支援された身では断れない」と言うのです。それらに対応すると教会員との時間がますます少なくなっていくと悩む牧師もいます。もちろん、そういうことに力を注ぐことが働きだと考える者もいるので一概に言えないことも承知しています。さらに教区常置委員会として教区内教会伝道所の被災状況の再調査を行いました。(5月31日締切)すでに報告を続けている宮古教会、新生釜石教会、大船渡教会、千厩教会のほかにも、人的被害、建物被害が明らかになっていますが、余震が続くために修繕工事が出来ない状況が続いています。

 人的被害(行方不明) 内丸教会員1  大船渡教会員1

 建物被害  八戸小中野教会  教会員 1(津波被害)

       宮古教会  教会員宅修繕中 1    礼拝堂・牧師館津波被害(宮古市全壊判定)

       北上教会  礼拝堂内外の壁  教会員宅地盤沈下による傾き使用不能 1

       遠野教会  礼拝堂壁面亀裂 牧師館の土台亀裂 雨漏り 2階屋内亀裂

             幼稚園職員家屋流出 1

       新生釜石教会 教会員家屋流出損壊 7  職場被災 3(会社2 保育園1)

              礼拝堂・牧師館津波被害

       江刺教会  礼拝堂コンクリート土台の破損 天井を支える柱ひび割れ

             牧師館内部壁ひび 雨樋損傷 地盤沈下

       一関教会  礼拝堂内部壁面漆喰亀裂崩落 

       千厩教会  礼拝堂牧師館 使用不能  坂道の石垣一部崩落 庭一部陥没 会員宅の被害多し

       大船渡教会 教会員家屋流出 5  職場被災 2(老人施設、グループホーム)

       秋南教会  礼拝堂の塔に亀裂

今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお、地域の要請に応えてボランティア活動は続けられています。


被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。今週は横浜のカトリック系聖光学院高等学校高校生20名が
YMCAの作業計画により、ヘドロのかき出し作業を行いました。教会の前には近隣の要請にこたえて、ヘドロのかき出し作業等を行った土嚢が山積みになっています。また、清掃と復元をした教会の資料も晴れ間を見て乾燥をかねて虫干しもしました。牧師は、医師のアドバイスをうけつつ、教会のこと、幼稚園のことを順次進めています。幼稚園では外壁の修繕工事は一応終えました。しかし、最近内部の亀裂やズレが目立ち始め工事の計画を立てています。被災した園児たちのための配慮(経済的 精神的)を進めています。そのことがまた、幼稚園の経営とも関係します。運営委員会や理事会の判断となることは理解していますが、それらに係ることも牧師の務めとしています。

横浜の聖光学院高校の高校生たち
ボランティア作業をしてくれています。
YMCAの職員
ボランティアの計画、活動報告等事務作業
ボランティアから帰ってきた高校生たち
元気に挨拶してくれます。
帰ってきた高校生の引率の教師たち 森分牧師のお母さんとお姉さん 昼食の一時
教会礼拝堂献堂記念1929年11月23日
津波による汚泥にまみれたを献納された聖書を
泥を取り除ききれいし、整理されています。
教会委員の地道な作業が続いています。
貴重な教会の資料が
アルコール消毒後天日干しにされています。
教会の玄関で森分牧師のご家族と共に

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

ボランティアの数は少数となりました。近隣の要請にこたえて整理片付けの活動が継続されています。設置されている赤いテントから道行く人に声かけをしています。北海教区から常駐ボランティア派遣。
今週月曜長期に入院されていた教会員が逝去され礼拝堂で葬儀が行われました。新たな悲しみが加わりました。牧師館の応急処置をするために壁や床などを除去しました。床下などを乾燥させています。礼拝堂も応急処置として床などの除去を計画しています。支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も求められています。

 

救援物資の搬入 救援物資の確認 救援物資をもとめる方
教会員が逝去され葬儀が行われました。
その後片付けをされています。
北海教区かた来て下さったボランティア

41. 千厩教会 三河豊 蜿タ赦羊子

複数の選択肢の中から、教会員との検討に入りました。すぐには方向が出せていません。道が開かれますよう祈っています。

栃の花 見事な山藤 朴の花
教会の裏
三河牧師は畑を作っていました。
借家の玄関
子どもたちの靴もきれいに整頓されています。


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 役員会として6月末で収束することを決定しました。すでに地元商店が活動を始めました。なお毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。要望に応えるため奥羽教区常置委員会でも物資の手配をしています。北海教区からの常駐するボランティアもこられました。
13日大韓イエス教長老会の配慮で村谷正人牧師は出かけます。

運ばれてきた支援物資 近隣の商店の営業が再開したこともあり
物資の提供は6がついっぱいで終了します。
仮設住宅では炊き出しはなく
食料品は貴重です。
瓦礫の山です。どのように処理されるのでしょうか。

岩手地区教師会(6月9日)

状況の報告と今後について検討。各教会の状況の変化に応じて支援体制も変化することを確認しました。牧師サポートも必要な教会とそうでない教会とでてきましたので、日程表を作ってのサポートボランティアについては7月末までとすることとしました。なお教区との連携を重視しつつ、求めに応じて説教支援も行います。
岩手地区の活動費を削減しても被災教会の経済支援にまわすことを再確認しました。

内丸教会で行われた岩手地区教師会 開会礼拝、各教会報告が行わました。 久しぶりの再会を喜ぶ
森分望牧師(八幡浜教会)と生嶌陽子牧師(土沢教会)