日本基督教団奥羽教区
緊急掲示(1)

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奥羽教区公式ブログが立ちあがりました。そちらもご覧ください。
このページはかなり容量が増えましたので(2)を作成いたしました。
2011年6月10日以降の報告は(2)をご覧ください。

奥羽教区緊急掲示(2)

奥羽教区より依頼を受け、東日本大震災に関する情報を掲示いたします。
邑原宗男奥羽教区議長は被災教会を毎週のように訪問しています。
その惨状、復興の取り組み、支援の状況等を報告しています。

 東日本大震災被災教会状況  (6月2日現在) 

5月末には、かなりの量の雨となり、千厩教会などの状況は心配しています、また雨の降る中で、被災教会はそれぞれのボランティア活動を継続しています。各地からのボランティアは途切れることなく続いています。雨の中泥まみれになり作業を続けるボランティアの方々の健康が気になります、支えられるよう祈っています。

宮古教会 新生釜石教会はそれぞれ応急処置として修繕を始めました。しかし、抜本的な事柄には、まだ入ることはできません。何しろ地方自治体が防災計画や復興復旧計画を出しませんので、応急処置のみです。今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお、地域の要請に応えてボランティア活動は続けられています。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。今週は特に教会のワックスかけも作業の一つとなっていました。雨を避けるためブルーシートを利用しましたがその掃除もまた一仕事です。教会の前には近隣の要請にこたえて、ヘドロのかき出し作業等を行った土嚢が山積みになっています。疲れを覚えつつも牧師は、教会のこと、幼稚園の長年の計画のこと等宮古市と折衝を始めています。何とか一歩を踏み出そうとしています。しかし、仮設住宅候補地などの関係もあり、なかなか進みません。

天候の良い時にブルーシートを洗います。 塀の上に花ポット、下は土嚢 礼拝堂の床
教会員がワックスをかけて磨きました。
ワックスがけ中の教会員とYMCAのメンバー 今日の予定 毎日資料の復元に取り組む教会員
皆さんの労を労って下さる
森分和基牧師のお母様
YMCAのメンバーと森分和基牧師 YMCAメンバー

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ継続しています。設置されている赤いテントから道行く人に声かけをしています。
各地からのボランティア協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されています。(休暇も取れています)牧師館の応急処置をするために壁や床などを除去しました。床下などを乾燥させています。支援物資の配布は継続し、被災者からの希望物資も求められています。新潟・松本・神戸・大阪・北海道などからのボランティアにより近隣の要請にこたえて整理片付けの活動が継続されています。(ボランティアの受入人数を制限しています。教区に連絡してください。)

山側の土地に設置された仮設住宅。市街地からかなり離れているため移動には車が必要 釜石市街地周辺は未だに片付いていない。
教会の前のテントから地域の人たちに声をかける。 ボランティアの方々 神戸や大阪からのボランティア
ピアノの修復作業、かなり困難な様子
ピアノ線が錆ついている。
ボランティアの昼食 カラスの集団が瓦礫の中の餌をあ去っている。
下の地面にはすごい数になっている。
街の中は未だに瓦礫の山 市街地の仮設住宅


 

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子

複数の選択肢の中から、教会員との検討に入りました。すぐには方向が出せていません。道が開かれますよう祈っています。突然の訪問者のことばに戸惑いを覚えています。

破損したガラス窓 礼拝堂壁の大きな亀裂 破損した擁壁。いまにも崩れそうである。
危険な状態

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 朝8時過ぎには道路にあふれるほどの行列になり、物資配布を10時に始めています。それに応じるため、ほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。要望に応えるため奥羽教区常置委員会でも物資の手配をしています。仮設住宅に入ることのできた外国からお出でになられた方の情報も入っています。北海教区からの常駐するボランティアもこられました。
継続的人的支援のための配慮を教区としても行っています。(他の団体との協力確認)教区として説教応援をしています。特に村谷正人牧師の母教会は役員会で説教応援を決定され、実施されています。

人数制限しながら配布する 物資の搬入 配布開始は10時からでも、
8時45分には行列が出来ている。
届いた物資の整理 物資が入れられた箱の処分 祈りのよって一日が始まる。
配布前の準備
大量の独り占めがありついに個数の制限をする。
予約も受け付けている。担当者は大変忙しい。
元牧師の訪問を受ける

奥羽教区事務所

物資の受配送やボランティアの手配など、さまざまなことが奥羽教区事務所で行われています。その対応のために事務職の増員をし対応しています。電話連絡は通常電話も携帯電話も頻繁にかかり、中断される仕事は、教区総会後の各教会伝道所への通知や配布文書の印刷など日常業務があり、教区事務所はフル稼働です。多くの祈りが奥羽教区の被災教会に集められていますこと、ただ感謝です。各地からの物資も献金も奥羽教区事務所を通して被災教会へ確実に届けられています(わざわざお出でくださる方々や教区の代表者があります。教会や関係施設への指定委託されたもの)。確かに多くの方の善意は理解できます。でも奥羽教区事務所で働く者たちは休暇(疲れていますが)をとることが出来ません。(平日はもちろん、休日でも訪問者があると対応しなければなりませんから)今しばらく訪問は差し控えてほしいと考えています。被災教会はボランティア受入で精一杯です。

奥羽教区の松浦主事。教区の支援物資はすべて松浦主事の手を経て被災地へ送られる。
被災地支援のほかにも多くのやらねければならない事柄があり、大変忙しい毎日を送っておられる。
江刺教会を来訪された加藤幹事。面談中でも忙しい。

 

東日本大震災被災教会状況  (5月26日現在) 

 各被災地の教会は日常活動をも取り戻しつつ過ごしています。礼拝や教会総会の様子から受け止めてください。宮古教会 新生釜石教会はそれぞれ応急処置として修繕を始めましたが、壁の中からヘドロの塊が出てくる状態でなかなか進みません。抜本的な事柄には、まだ入ることはできません。奥羽教区としては各教会の要請に応じて教区内の牧師による礼拝説教の応援を継続しています。岩手地区内の教会も協力しつつ歩んでいます。今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお、地域の要請に応えてボランティア活動は続けられています。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。特に近隣の要請にこたえて、ヘドロのかき出し作業等を継続しています。(牧師の休暇中も精力的に行われました。1週間で25件作業実施。)休暇を終えた牧師は22日主日礼拝から教会員の前に立ち続けています。しかし、精神的にも肉体的にも疲れは極限に達しています。そのような中で教区総会に出席されました。

5月22日の礼拝の様子 礼拝の司式をされる教会員 礼拝後の様子
礼拝後一時帰宅の挨拶をされる
森分和基牧師
礼拝出席者 教会員の昼食の様子
中央にいらっしゃるのは森分牧師のお母さんです。
被災地はまだまだ片付いていません。 準備を進める仮設住宅予定地。
瓦礫の集積所
湯気が立ち込め、目を刺激する臭気が漂っています。
津波で倒された堤防
そこが瓦礫の集積所になっています

  36. 新生釜石教会 柳谷雄介

教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ継続しています。
各地からのボランティア協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されています。牧師館の応急処置をするために壁などの断熱材を除去しました。ヘドロの塊に苦慮しています。支援物資の配布は継続している。突然送られてきた物資には季節はずれの洋服があり困っています。(教区に送ってください)また 数名のボランティアにより近隣の要請にこたえて整理片付けの活動が継続されています。(ボランティアの受入人数を制限しています。教区に連絡してください。)

直接届いた支援物資
季節外れの衣類が入っていました。
これは困ります。
教会総会の様子 応急処置されている電気配線
なかに汚泥がたまっていました。
贈られてきた支援物資の中に
邑原議長大好物のソラマメがありました。
新日鉄釜石工場敷地になかにおかれた
瓦礫と津波によって被災した車両
枯れかかっていますが
心をなごましてくれる石楠花

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子

東磐井地域の協力伝道を、少数の千厩教会員と柴宿教会員にとって大きな課題となります。
26日兼務先の柴宿教会におられる三河豊牧師を訪ね、千厩・摺沢・柴宿の住宅地図を広げ、場所と規模について検討しました。複数の選択肢の中から、教会員との検討に入っています。道が開かれますよう祈っています。 


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 朝8時過ぎには道路にあふれるほどの行列になり、物資配布を10時に始めています。それに応じるため、ほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。要望に応えるため奥羽教区常置委員会でも物資の手配について確認了承しました。また、被災した家を壊すに当りまだ使える食器を分け合うために持参される被災者があります。
継続的人的支援のための配慮を教区としても行っています。(他の団体との協力確認)教区として説教応援をしています。ただ、教区に連絡なく説教を申し出られる教会(牧師)もあり対応に苦慮しています。

整理された衣類 人気の品物は数の制限をしなければなりません。 被災された方たちがボランティアをされていました。
物資の整理をして下さっている
被災された方
礼拝堂のお掃除ボランティアを
引き受けて下さる被災された方
家庭から食器などを持ちより
必要なものを分け合う被災された方々
支援物資の入っていた
段ボールの処理
教会の外をお掃除する教会員 海に流された家
電柱に引っ掛かってあるのはカキの養殖筏の残骸です。

 奥羽教区総会 52425日 盛岡 奥羽キリスト教センターチャペル

被災地の教会からも議員が出席されました。宣教計画を定め、今後被災教会の計画を支援すること確認しました。
多くの祈りが奥羽教区の被災教会に集められていますこと、ただ感謝です。各地からの物資も献金も奥羽教区事務所を通して被災教会へ確実に届けられています(わざわざお出でくださる方々や教区の代表者があります。教会や関係施設への指定委託されたもの)。確かに多くの方の善意は理解できます。でも奥羽教区事務所で働く者たちは休暇(疲れていますが)をとることが出来ません。(平日はもちろん、休日でも訪問者があると対応しなければなりませんから) もちろん地震以後 事務職員を一人増員しましたが、業務は膨大となっています。中には、メールや電話で物資を送ったのに礼状が来ないという方があったり、ブログを見て、誤字の指摘をしたり、物資の配布状況がわからないというものなど、ますます煩雑になっている状況です。記録も訂正もしますが現状ではお一人ひとりに礼状を差し上げられない旨は申し上げています。ご了承ください。

奥羽キリスト教センターの近くに倉庫として利用する店舗を借用してくださるという申し出(チャイルド・ファンド・ジャパン)を受け、無事に2425日の奥羽教区総会を奥羽キリスト教センターチャペルで開催することが出来ました。本当に感謝です。被災教区にも按手礼を執行する恵みが与えられたことを感謝しました。

奥羽教区総会来賓
在日大韓基督教会関東地方会
韓聖炫会長他
按手礼が執行されました。 正教師による按手礼執行
選挙によって新しく選ばれた三役
左から副議長:白戸清牧師(野辺地教会)
議長:邑原宗男牧師(江刺教会)
書記:村上義治牧師(舘坂橋教会)
教団問安使として挨拶される
内藤留幸総幹事
内藤総幹事に謝辞をのべる邑原議長
閉会礼拝で説教される
邑原宗男議長
総会後森分和基牧師を囲む同窓生


 東日本大震災被災教会状況  (5月19日現在)

 主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。宮古教会 新生釜石教会はそれぞれ応急修繕に入りました。それぞれの事業を継続するために必要な処置となります。しかし、抜本的な事柄には、まだ入ることはできません。各教会の要請に応じて教区内の牧師による礼拝説教の応援を継続しています。岩手地区内の教会も協力しつつ歩んでいます。今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお、地域の要請に応えてボランティア活動は続けられています。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。特に近隣の要請にこたえて、ヘドロのかき出し作業を継続しています。今週も水没した教会の貴重な資料の回復のために信徒が連日、一枚一枚新聞紙などを挟み、乾燥をすすめ、記録の復元に努めています。関係施設 ひかり幼稚園でも応急修繕を始めました。園バスも手配することができ園児たちが利用しています。

側溝の掃除に出かけます。 本日の作業予定 送られてきた春夏物の中古衣料
ヘルメットの準備 かき出したヘドロの袋 教会の前。次の収集日まで
ヘドロの土嚢が山積みになっている
新しくなった幼稚園バス ひかり幼稚園の修繕が始まりました。

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ継続しています。
各地からのボランティア(教団職員の方もこられていました)協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されています。牧師館の応急修繕をするために壁などの断熱材の除去を始めました。支援物資の配布は継続している。利用者の要望も出されています。信徒が対応しています。数名のボランティアにより近隣の要請にこたえて整理片付けの活動が継続されています。(ボランティアの受入人数を制限しています。教区に連絡してください。)

支援物資の配布 支援物資の搬入 牧師外出中で留守番中の水沢教会
山下光牧師と信徒
牧師館応急修繕開始
断熱材撤去
電気配線を調査 水沢教会員のボランティア
電球等の清掃
作業予定表
ボランティア予定表
早稲田教会の青年と神戸からの牧師 仮設住宅の建設が始りました。

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子

千厩・柴宿・摺沢などの東磐井地域の協力伝道を、少数の千厩教会員と柴宿教会員にとって大きな課題となりますが、教区・地区・その他の協力を得て検討することが、今後の課題です。


42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布 朝8時過ぎには道路にあふれるほどの行列になり、物資配布を10時に始めて30分で全てなくなります。もちろん要望を聞いて準備しましたから当然なのですが。それに応じるため、ほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。
継続的人的支援のための配慮を教区としても行っています。(他の団体との協力確認)教区として説教応援をしています。ただ、教区に連絡なく説教を申し出られる教会(牧師)もあり対応に苦慮しています。各地からのボランティアは、社会福祉協議会と協力の中、特に酪農大の学生の活動も継続されています。

支援物資の搬入作業
陳列された物資(食品) 開封し整理作業、整理準備作業の様子
午前9時にはすでに列になっています。 物資を受取帰る方 集まった方々の車
道路が渋滞になり苦情も出ています。


奥羽キリスト教センターでの物資搬出手伝い

3月28日は北海教区久世そらち議長が奥羽キリスト教センターで物資運びをしてくださいました。
人使いの荒い奥羽教区です。多くの祈りが奥羽教区の被災教会に集められていますこと、ただ感謝です。各地からの物資も献金も奥羽教区事務所を通して被災教会へ確実に届けられています(わざわざお出でくださる方々や教区の代表者があります。教会や関係施設への指定委託されたもの)。3月14日(常置委員会)以降、奥羽キリスト教センターでは物資の仕分けや搬送をしていましたが、奥羽キリスト教センターの近くに倉庫として利用する店舗を借用してくださるという申し出(チャイルド・ファンド・ジャパン)を受け、感謝して利用させていただいています。この申し出により奥羽キリスト教センターチャペルで奥羽教区総会を開催するための会場確保が出来ました。本当に感謝です。

荷物運びをされる久世そらち北海教区議長 奥羽キリストセンターにおける、支援物資積み込み作業

 東日本大震災被災教会状況  (5月12日現在) 

 主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。さらに海外の教会からの祈りも共にする機会が与えられました。連休後、教会は落ち着きを取り戻しつつあります。といっても決して日常的活動が行える状況ではありません。役員会を開催し、今後どのように歩み始めるかについて語り始めたばかりです。被災地の自治体の対応もそれぞれ違い、罹災証明書を準則に出せる場合と、これから出せるようになる場合とあり、そのため一様に協議することができません。各教会の牧師たちは、連休後の休暇に入りました。そのため、各教会の要請に応じて教区内の牧師による礼拝説教の応援を開始しました。5月9日 奥羽教区事務所に大韓イエス教長老会総会よりお見舞いの訪問団がお出でになりました。また津波被災地の教会を10日訪問されました。篤い祈りに励まされました。なお、各牧師が休暇中でしたので小職が3教会で対応しました。今週も、各教会の様子をもお知らせします。なお、地域の要請に応えてボランティア活動は続けられています。 


韓国からの祈り

9日奥羽教区事務所に大韓イエス教長老会総会より訪問がありました。多くの祈りが奥羽教区の被災教会に集められていますこと、ただ感謝です。各地からの物資も献金も奥羽教区事務所を通して被災教会へ確実に届けられています。(教会や関係施設への指定委託されたもの)

大韓イエス教長老会金会長 大韓イエス教長老会の訪問 被災地に贈呈される自転車

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。特に近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理に時間をかけて継続しています。津波被災した家屋は電気もなく真っ暗ですが、大韓イエス教長老会からいただいたソーラーライトが有効に用いられています。10日大韓イエス教長老会総会長他18名の方が来訪され、祈りを共にしました。自転車をいただきました。(教会員やボランティアの移動に用いられます)牧師不在でしたが教会員が接待しました。今週も水没した教会の貴重な資料の回復のために信徒が連日、一枚一枚新聞紙などを挟み、乾燥をすすめ、記録の復元に努めています。宮古市は全壊という判定をし、罹災証明書を出していますが、教会員は応急修繕で牧師館を利用できるように計画しています。抜本的には建築士の診断を待っています。(教区として診断を依頼しました。)森分和基牧師は連休明けに休みをとりました。(教区として説教応援をしています。)多くの祈りが集められていることに感謝です。

ソーラーライト充電中 ソーラーライト持参で片付けに出かける 支援物資を求める方
かき出した汚泥 被災した礼拝堂でまず祈りを捧げる
大韓イエス教長老会金総会長
説明する大森さん
訪問された大韓イエス教長老会の牧師信徒 祈り 挨拶する森分望牧師[八幡浜教会)
みんなでお茶 贈呈された自転車
ボランティアの移動手段となる

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ継続しています。
北海教区や東海教区北信分区の協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されています。(休暇中)支援物資の配布は継続している。利用者の要望も出されています。信徒が対応しています。数名のボランティアのより家屋内の整理片付けの活動が継続されています。(ボランティアの受入人数を制限しています。)10日大韓イエス教長老会総会長他18名の方が来訪され、祈りを共にしました。自転車をいただきました。(教会員やボランティアの移動に用いられます)牧師不在中ですので教会員が説明しました。自治体は11月まで判定作業を続けるため礼拝堂牧師館は応急修繕のみしか手を付けられません。

東海教区北信分区からの牧師 東海教区北信分区の支援 被災した礼拝堂で祈る
大韓イエス教長老会金総会長
支援物資を整理する信徒 説明する阿部さん 祈り
支援物資を選ぶ方 自転車贈呈

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子

梅雨でもないのに、大雨が降っています。裏山並びに建物が危険という状況です。今後、梅雨時になるとどのようになるか判断をつけかねています。さらに教会員の意見を調整する協議を繰り返しています。
まだまだ調整が必要で決断まで時間がかかりそうです。規模的に小さな教会なので、資金面からでしょう、どうしても急速な決断を行いかねています。まず、移転することのできる土地が示されるよう祈っています。千厩・柴宿・摺沢などの東磐井地域の協力伝道を、少数の千厩教会員と柴宿教会員にとって大きな課題となりますが、教区・地区・その他の協力を得て検討することが、今後の課題です。

今後についての希望を話す牧師、未だ漠然としているが移転は必須であることだけが事実となっている。教会員の考えは、それぞれまとまってはいない。
擁壁の破損個所補修は必要
休幼稚園舎は借地に建っているため撤去が必要

42. 大船渡教会 村谷正人

支援物資配布を連休中お休みしたら、6日行列ができ、土日休んで9日の朝8時過ぎには道路にあふれるほどの行列になり、物資配布を9時に始めて30分で全てなくなりました。もちろん要望を聞いて準備しましたから当然なのですが。それに応じるため、ほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。西中国教区からにボランティアに搬送をお願いしています。
継続的人的支援のための配慮を教区としても行っています。(他の団体との協力確認)村谷正人牧師には14日から休んでもらうため、教区として説教応援をします。各地からのボランティアは、社会福祉協議会と協力の中、特に酪農大の学生の活動も継続されています。10日大韓イエス教長老会総会長他18名の方が来訪され、祈りを共にしました。自転車をいただきました。牧師はNCC関係の訪問者に対応して出かけていましたから教会員が対応しました。

 

挨拶する及川さん 自転車贈呈 祈り 揚牧師
祈り 陸前高田の野球場

 東日本大震災被災教会状況(9) (5月5日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。連休中、被災地に多くの人が集まりました。道路はこの地域にないほどの渋滞です。多くの人の心配や関心は理解できるのですが、被災地の教会の牧師も信徒も限界になっています。物資の配布を休止していても訪問される方々への対応は続いています。教区内の牧師たちによる礼拝説教の応援も始まりました。もちろん各教会の要請に基づく派遣ですが、要請に応えられる準備をしています。教区として被災教会の礼拝を支える体制を整えています。各地からいろいろな申し出もありますが、当面 他教区の教師への依頼を差し控えています。基本的に、教区内教師を派遣し、教師と顔見知りということで各教会の信徒の方々の負担感を少しでも減らそうと考えています。ご理解ください。 

 被災地にある教会は、3月、4月と教会の日常業務を思うように出来ませんでした。もちろん、教会員たちもそれぞれの片付けや、教会を拠点としてなされる活動に協力することは行っていましたが、少し制限しつつ活動を続けることとなったので落ち着きを取り戻しはじめました。しかし、教会員の被災状況は、従前の生活に戻ることは容易ではありません。職場が被災し仕事がない状況や、3~4月中休業などがあります。職場の再開の目処のたった人は幸いですがまだまだです。今週も、各教会の様子をもお知らせします。各々すこし落ち着きを取り戻しつつ、地域に要請に応えてボランティア活動は続けられています。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基

礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。連休中も家族たちが来ることのできない近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理に時間をかけて継続しています。水没した教会の貴重な資料の回復のために信徒が連日、一枚一枚新聞紙などを挟み、乾燥をすすめ、記録の復元に努めている。 応急修繕で牧師館を利用できるように計画していますが、抜本的には建築士の診断を待っています。(教区として診断を依頼しました。)5月3日奥中山のカナンの園によるふれあい広場は、多くの人が集い、地域の方と交流しています。森分和基牧師は連休明けに休みをとることにしました。(教区として説教応援をします。)多くの祈りが集められていることに感謝です。

奥中山カナンの園のフリーマーケット
牧師館清掃後
森分和基牧師のお姉さん望牧師
連日資料の清掃と整理が続けられている
津波の時森分牧師に助け出された大森ご夫妻 邑原宗男牧師夫妻と森分和樹牧師、姉の望牧師

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ行っています。北海教区や東京教区千葉支区や関東教区の協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されています。(そのためすでに数度休みを取ることが出来ました。)利用者が増え、支援物資の配布は継続している。利用者の要望も出されています。数名のボランティアのより家屋内の整理片付けの活動が継続されています。(ボランティアの受入人数を制限しています。)教会員たちにとって静かなときを持ちつつ、ボランティアノン方たちのために食事準備の手伝いも行っています。ピアノは清掃を終えて調律を始めます。オルガンも清掃を始めています。 

支援物資担当の荒井真理牧師(佐渡) ボランティアの食事を担当する長倉望牧師(新潟) 絶えない訪問者
対応する柳谷雄介牧師
ピアノの掃除が終わり調律が始まる。
弦は錆と泥があり出ない音もある
オルガンの掃除も始る 教会員に挨拶する江戸清牧師(奥中山)

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子

裏山並びに建物が危険という状況です。教会を利用して集まりを持っておられた方も別の場所へと移られる準備(荷物の引越し)をしておられます。今後、梅雨時になるとどのようになるか判断がつきかねています。教会員の意見を調整する協議を繰り返す予定です。千厩・柴宿・摺沢などの東磐井地域の協力伝道を、少数の千厩教会員と柴宿教会員の大きな課題となりますが、教区・地区・その他の協力を得て検討することが、今後の課題です。5月には関係教会からの応援があり、さらに豊かな礼拝となることを祈っています。なお 連休は久慈市の三河豊牧師のご両親を訪ねるためご家族で出かけられました。やっと出かけることができるようになりました。

すみれの花 こどもメッセージ 賛美の時

42. 大船渡教会 村谷正人

教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評で、多くの方が利用しています。それに応じるため、ほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中です。連休中は被災者への支援物資配布をお休みにしました(教会員の休養のため)。ただし連休明けの準備として物資を整理しならべました。継続的人的支援のための配慮を教区としても行っています。(他の団体との協力確認)村谷正人牧師に休んでもらうため、教区として説教応援を計画中です。各地からのボランティアは、社会福祉協議会と協力して片付けの活動を続けています。現在、神戸大の学生が教会の庭にテントを張り宿泊して活動を継続しています。また酪農大の学生の活動も継続されています。大船渡市も、陸前高田市の被災地も片づけを始めた状態です。特に陸前高田市ではまだ道路の寸断状態が続き、野球場が水没しています。(地盤沈下が起こっています。)さらに気仙沼市では、いまだに陸に上がった船の移動も出来ないでいます。津波と火事の凄まじさが残っています。一面焼き尽くして、船が残っています。

陸前高田野球場周辺
野球場は水没している。
海川2kmくらいのところ
線路と船
村谷正人牧師 神戸大学のテント 支援物資の並
連休のお知らせ 神戸大学のボランティア
避難所での活動

東日本大震災被災教会状況  (4月29日現在) 

25日奥羽教区常任常置委員会と29日岩手地区総会において、被災教会の状況報告と臨時常議員会の決議について報告しました。特に教団において「海外献金プロジェクト」について決定されたことに基づき、再度教区内の教会・伝道所に被災状況調査をすることとしました。なお大きな余震が続いていますので、調査期間は5月中としました。教区内の各地区においても協力体制を検討決定しています。今週も、各教会の様子をもお知らせします。各々すこし落ち着きを取り戻しつつ、地域に要請に応えてボランティア活動は続けられています。

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基
 礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。順次各地のYMCAがボランティアを派遣、また岩手大学学生なども合流し、近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理を時間をかけて牧師の指示のもとに継続しています。大槌町のみどり幼稚園の整理清掃を実施しました。24日イースター主日後 教会員と今後の教会の歩みについての懇談のときを持ちました。現在、地域の中での働きを継続しつつ、教会の日常業務を再開する準備を始めることとした。水没した教会の貴重な資料の回復のために信徒が連日、一枚一枚新聞紙などを挟み、乾燥をすすめ、記録の復元に努めている。森分和基牧師の家族が支援のために宮古教会にこられています。多くの祈りが集められていることに感謝です。

昼食中のボランティアの方
チラシ
ボランティアの方がと話す森分望牧師(八幡浜教会)
浸水に浸かった教会資料を整理する教会員 森分牧師とそのお姉さん
お姉さんも牧師です。家族で支援しています。

36. 新生釜石教会 柳谷雄介
 教会前で地域の方々の相談を淀川キリスト教病院の医師・看護師の応援を受けつつ行っている。北海教区や東京教区千葉支区の協力により柳谷雄介牧師の支援が継続されている(同牧師は26~28日東京方面に出かけた)。また同教師のお父さんが留守番をしておられる。利用者が増え、支援物資の配布は継続している。数名のボランティアのより家屋内の整理片付けの活動が継続されている。教会員たちにとって静かなときを持ち始めている。特に高齢な教会員がボランティアの方たちのために食事準備の手伝いも行っている

活動中の千葉支区から来て下さったボランティアの方々
教会前の家が撤去されています。
相談ボランティアに挨拶される教会員
牧師不在の時を守る教会員 町の歩道。未だに瓦礫に埋まっています。

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 
 礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用し礼拝を続けている。安心して礼拝を守れて感謝している今後については教会員の思いが各々違っていることが明らかとなっているが、継続して協議することを、三河豊牧師は岩手地区会(総会)において報告した。千厩・柴宿・摺沢などの東磐井地域の協力伝道を、少数の千厩教会員と柴宿教会員の大きな課題となるが、教区・地区・その他の協力を得て検討することが今後の課題である5月には関係教会からの応援があり豊かな礼拝となることを祈っている。

礼拝後の教会員の皆さん 礼拝後の讃美歌練習

42. 大船渡教会 村谷正人
 教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評を得ている。多くの方が利用している。それの応じるためほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中。しかし、教会の日常業務を回復するための協議を行った。なお場所や時間の縮小を検討し、被災された方々への継続的配慮を行うことを確認した。継続的人的支援のための配慮を教区としても行っている。(他の団体との協力確認)各地からのボランティアは、社会福祉協議会と協力して片付けの活動を続けている医師として働いていた役員が震災後の過労のため倒れる状況が起こっている。

相談に応じる村谷正人牧師 支援物資を求めに来た方々 昼食中のボランティア(韓国)の方々

岩手地区会に村谷正人牧師と役員が出席し、状況と今後について報告があった。

東日本大震災被災教会状況  (4月21日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。臨時常議員会において 海外献金プロジェクトについて決定され、地域の方々との協力をさらに継続することのできる道が開かれたと思いました。 

被災地域にある教会から生み出された幼児施設や牧師や信徒が理事や園長として働いている幼児施設についての被災状況について一報をお伝えします。以下の報告以外の施設にあっても引き続く余震のために被害が増大しています。また 各教会の様子をもお知らせします。すこし落ち着きを取り戻しつつ、地域に要請に応えてボランティア活動は続けられています。

日本基督教団臨時常議員会 東京教区北支区支援部会

関係施設被災状況

ひかり幼稚園(関係教会 宮古教会) 学校法人岩手キリスト教学園 理事長 村上義治(舘坂橋教会牧師)
園長 森分和基(宮古教会牧師) 岩手キリスト教学園理事評議員は岩手県内の日本基督教団教師と信徒
所在地 宮古市山口3の8の13

園児送迎用バス水没使用不能、施設外壁崩落土台の穴、ひび割れ、園庭地割れ、応急補修見積もり600万円(含む園バス購入費用450万円)
保育を行っている  通常保育 


認定こども園千厩小羊幼稚園(関係教会千厩教会)学校法人愛泉学園理事長・園長 堀秀子(柴宿教会員) 関係教師 三河豊牧師(千厩教会)
所在地 一関市千厩町千厩北方77の1

園庭ひび割れ、擁壁破損、ブロック擁壁、L型擁壁撤去、新規築造必要
園舎 増築部分と既存部分のつなぎの破損 ホール天井部分の隙間拡大 
補修見積もり 2700万円(擁壁工事費)
保育を行っている

幼稚園への進入路地割れが生じている
崩れ始めている
子羊幼稚園
園門が倒れロープで支えている
フェンスの中に仮設フェンスを設置 壊れたよう壁

釜石保育園(関係教会 新生釜石教会)社会福祉法人愛泉会理事長 菅原一美
園長 藤原けいと(新生釜石教会員)関係教師柳谷雄介牧師(新生釜石教会)
所在地 釜石市大渡町1の8の4
園舎 津波のため水没 全壊 建替必要
応急補修の見積不能、保護者と共に降園した園児2名 逝去 他の園児は避難することができた
保育を行っている 釜石市の交渉斡旋により 3月末廃園予定の釜石南幼稚園園舎を借用することができた。
21日現在30名の園児が登園している。ただし定員の半分以下、保護者の失職状態となり入園がむつかしくなった方や元の園舎より6キロメートル以上はなれたことにより不便なため他の園に転園せざるを得ないことも起こっている。園児数の減少は経営の危機をもたらす。特に運営費の減少は明らかであり、保育士の雇用確保が難しくなる。積立金取り崩しをしても今後の経営は非常に厳しいと園長は言っている救いは園児の笑顔

釜石保育園は津波により全壊 移転先の玄関装飾
保育が始められた。
元南幼稚園(現在使用されていない)
を借りて保育しています。


みどり幼稚園 学校法人緑学園 理事長 佐々木栄雄  園長 佐々木栄光  関係教師 運営委員 森分和基牧師(宮古教会)
所在地 上閉伊郡大槌町大槌23の45の2

園舎 津波のため水没  全壊  建替必要、
応急補修の見積不能 
保育を行えない。他所に応急園舎を求めているが現段階で適当なところが見つからないため経営に危機感を持っている壊れている園舎を整理して保育再開の準備に25日以降入る予定

全壊した園舎 未だに瓦礫の中にある 幼稚園から町の見る。

おさなご幼稚園 学校法人樅木学園 理事長・園長 箱山幸子 関係教師 理事 太田春夫牧師(千代田教会)
所在地 上閉伊郡大槌町桜木町2の24
園舎 津波のため2メートル水没 園舎床暖房の破損、現状応急補修の見積もりが出来ていない
保育を行っている
。21日 登園園児3名 保護者が被災したため、失職し園児登園させられない。(費用面から)そのため、経営に危機感を持っている。

2mの津波が来たおさなご幼稚園

被災教会の状況

30. 宮古教会 森分和基
礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。
YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。順次各地のYMCAがボランティアを派遣、また岩手大学学生なども合流し、近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理を時間をかけて牧師の指示のもとに継続しています。大槌町のみどり幼稚園の整理清掃を計画している。次週主日後 教会員と今後の教会の歩みについての懇談のときを予定している。

物資についての掲示 連絡する森分牧師 活動報告を記録するボランティア 片付け希望チラシ

36. 新生釜石教会 柳谷雄介
教会に前で地域の方々の相談を受けている。 また淀川キリスト教病院から医師・看護師の応援があり同時に相談にのっている。
北海教区や東京教区千葉支区の協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されている。利用者が増え始めた支援物資の配布を継続している。数名のボランティアのより家屋内の整理片付けの活動が継続されている。 教会員たちにとって静かなときを持ち始めている。

山本光一牧師と川村さん 動き出した支援物資
選んでいる方
支援物資の搬入
瀬棚から
北海教区の協力
桜は咲きました。

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子
牧師家族 引越し完了 ご家族(こども)も安心して眠ることが出来るようになった。
礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用し礼拝を続けている。安心して礼拝を守れて感謝している今後についての検討は、まだ教会員全員の思いとはなっていない。教会員個々に地震被災後の片づけが終わっていない方もあり、まだ動ける状況にない。事柄としては、現在地は建築不適地域であり他に土地を探すことから始まる。全面移転建替えが必要となっている。

余震のためさらに壁が崩れた。 4月17日の礼拝 説教される三河豊牧師

42. 大船渡教会 村谷正人
教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評を得ている。多くの方が利用している。それの応じるためほぼ毎日奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中。北海教区からの人的協力があった。(職員や信徒、また酪農学園大学生など)また教会にとっては、村谷正人牧師就任式を行うことができたが、医師としては働いていた役員が震災後の過労のため倒れる状況が起こっている。各地からのボランティアは、社会福祉協議会と協力して片付けの活動を続けている

4月16日 大船渡教会牧師就任式が邑原宗男奥羽教区議長司式のもとで行われました。
村谷正人牧師が就任されました。挨拶される村谷牧師です。
北海教区 板谷良彦、北川健一
支援物資の搬入打ち合わせ
酪農大学ボランティアと
村谷牧師
支援物資を受ける方々 避難所で友達になったという青年達

東日本大震災被災教会状況  (4月14日現在) 

主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。3月11日から1ヶ月が過ぎ、教区内の被災教会の状況はそろそろ明確になりそうでしたが、4月7日夜半の地震で、振り出しに戻った感じです。しかし、初動の活動を終息させて、次の段階に入るための準備を始めました。14日 それぞれと懇談する中で、おのおのの教会の課題や願いを受け止めることに注意を払いながら、教区の緊急支援委員会で、物資についても、ボランティアについても受入をいったん中止することとしました。 ただし、大船渡教会では支援物資が避難者たちに有効に利用されていますので、順次配送を続けています。今後、支援物資のために一部屋貸事務所を借用(協力も申しであり)する方向で検討しています。

このたび初動資金により、応急修繕をして礼拝に備えることができました。感謝です。岩手地区内の教師による牧師サポート体制は、地区長はじめ地区の計画に基づいて実施しています。もうすでに被災地の信徒も牧師も疲労の度合いは極限にきており、北海教区からの人的支援を得て、信徒も教師も順次休みを取るようにしています。各教区議長やその派遣のよる方々がこられていますが、小職も通常の問安や被災地へと出かけているため直接お会いすることのできない方々もあります。

 また14日夕方 在日大韓基督教会関東地方会 さらに大韓耶蘇教長老会総会より社会活動奉仕部の幹事李勝悦牧師が来訪され今後も継続して支援する旨申し出られました。心から感謝いたしました。

李勝悦幹事来訪  大韓イエス教長老教会社会活動奉仕部担当幹事

 また12日常置委員会にて、奥羽教区としてどのように被災教会を特定するかについても検討しましたが、相次ぐ大きな余震のため、被災教会の状況や数も変化しています。被災信徒へのお見舞いについても検討しました。なおさらに個々の信徒について各教会伝道所に問い合わせて配慮する予定です。当面は宮古教会、新生釜石教会、大船渡教会、千厩教会を中心に支援体制を継続します。ご加祷ください。被災教会の中、状況の変化が判明しものをご連絡いたします。(緊急性のあるもの)

 30. 宮古教会 森分和基

宮古市による罹災調査によると礼拝堂 牧師館は全壊と判定された。


礼拝堂を利用して救援物資の配布を継続している。YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。順次各地のYMCAがボランティアを派遣、また岩手大学学生なども合流し、近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理を牧師の指示のもとに継続しています。

教会関係幼稚園(ひかり幼稚園)を中心に今後を検討する方向を模索しています。幼稚園舎も度重なる余震のため、外壁の崩落や土台の亀裂や穴あき箇所が出てきている。大槌町の幼稚園への協力が求められ、ひかり幼稚園園長としての森分和基牧師は県などのとの交渉をもはじめています。市街地は少し平静を取り戻しつつあるが、電気の通電による火災発生など思わぬことが起こっている。被災した建物の取り壊しも始まった。

礼拝堂において岩手大学生 火災現場 ひかり幼稚園
ひかり幼稚園 宮古駅前 村上義治幼稚園理事長(中)と
森分和基牧師兄弟

36. 新生釜石教会 柳谷雄介

まだ罹災判定が行われていない。


教会に前で地域の方々の相談を受けている。また淀川キリスト教病院から医師・看護師の応援があり同時に相談にのっている。北海教区の協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されている。支援物資の配布を継続している。教区の調整を通さないボランティアグループが来られたため、しばし混雑した。今後は、作業ボランティアの受入を中止し、教会員による協議の時に入ります。

被災した保育園
園長は再建に苦慮
教会前 瓦礫の撤去はじまる。 聖書の置かれた礼拝堂
信徒の友取材
対応する柳谷雄介牧師
信徒の佐藤美智子姉の明るさに救われる
瓦礫の撤去作業 アーケードの下は瓦礫

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 

牧師家族 引越し完了 ご家族(こども)も安心して眠ることが出来るようになった。礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用し礼拝を続けている。安心して礼拝を守れて感謝している。牧師家族も3月11日以来始はじめて遠出して江刺教会まで訪ねられた。

42. 大船渡教会 村谷正人
      
教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評を得ている。150名前後の方が利用し、奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次 配送中。北海教区 西中国教区からの協力があった。12~14日関東教区埼玉地区のボランティアバザー(炊き出しや支援物資配布)の実施祈りの中で支えられ、共に歩めて感謝。さらに沿岸地域以外の教会また教会員にあっての相次ぐ地震によりさらに建物被害が出始めている。なお被災地の牧師の要望は、多くの方の訪問は感謝するが、その対応で疲労感をもっている。しばらく訪問は差し控えて欲しい。情報は教区総会議長に問い合わせて欲しい。ご配慮をお願いします。

関東埼玉地区バザール 新品の下着 準備が整いました
杵をふるう疋田議長 綿飴と風船 焼肉と焼きそば

   
バザールに来て下さった方々             配られたチラシ

東日本大震災被災教会状況  (4月8日現在) 

  主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。47日午後1132分震度6の地震は、再び暗い気持ちにさせるものでした。地震のため2日間停電し本日午後通電しました。このたび初動資金により、応急修繕をして礼拝に備えることができました。感謝です。応急資材は不足で高騰しています。なんとも情けない状態です。

  岩手地区内の教師のみでなく、奥羽教区内の教師による牧師サポート体制を準備中です。もうすぐ1ヶ月になりますが、被災地の信徒も牧師も多くの方々の来訪に疲れを覚えるようになりました。「地震の後津波が来た、津波の後に人の津波が来ている。」ということばを言わなければならないほどの状況です。各教区議長やその派遣のよる方々がこられていますが、小職も通常の問安や被災地へと出かけているため直接お会いすることのできない方々もあります。 

 また在日大韓基督教会関東地方会 さらに大韓耶蘇教長老会所望教会より牧師長老が来訪され、奥羽教区へのお見舞いを受けました。小林功岩手地区長(北上教会牧師)と江刺教会で44日朝745分から9時までお会い会いました。皆さんは被災教会のうち大船渡教会、千厩教会を訪ねられ、東北教区へと行かれました。

    
支援物資を持って来て下さった所望教会の皆様 邑原宗男議長と小林功岩手地区長

 

 被災教会の中、状況の変化が判明しものをご連絡いたします。(緊急性のあるもの) 

30. 宮古教会 森分和基 

ブロック塀が隣家に倒れ掛かっていたので、撤去しました。礼拝堂をも利用して救援物資の配布を継続している。

YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。順次各地のYMCAがボランティアを派遣し、関連により山岳会のメンバーなども合流し、近隣の独居老人の家屋内の片付けや品物の整理を牧師の指示のもとに継続しています。教会関係幼稚園(ひかり幼稚園)を中心に今後を検討する方向を模索しています。幼稚園舎も度重なる余震のため、外壁の崩落箇所が出てきている。大槌町の幼稚園への協力が求められ、園長としての森分和基牧師は県などのとの交渉を担っている。

 36. 新生釜石教会 柳谷雄介 

教会に前で地域の方々の相談を受けている。 また淀川キリスト教病院から医師の応援があり同時に相談にのっている。

北海教区の協力により 柳谷雄介牧師の支援が継続されている。支援物資の配布を継続している多くのボランティアが来られたため、作業の確認などに少し課題が起こりつつある。特に、教会員の思いとボランティアの行動力の間のずれをなかなか調整しづらい面が起こっている。

 

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 

牧師家族 引越し完了。礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用することとした。

 

42. 大船渡教会 村谷正人(41日)

教会は牧師交代となり 後任者村谷正人牧師は21日現地に入り、ボランティアとして活動しつつ、4月1日より主任担任教師として働くこととなった。前任者に引継ぎ避難所や町内会の方々と協力している。

教会はボランティア受け入れている。牧師たちは社会福祉協議会や避難所を回って連絡や励ましをしている。教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評を得ている。1150名前後の方が利用し、奥羽キリスト教センターに集った支援物資を順次配送中。北海教区 西中国教区からの協力があった。次週は関東教区埼玉地区のボランティアバザー(炊き出しや支援物資配布)の計画

      さらに沿岸地域以外の教会また教会員にあっての相次ぐ地震により建物被害が出始めている。
      7
日の余震で 北上教会 江刺教会 一関教会 壁や土台のひび 漆喰の崩落が再度起こった。

      なお被災地の牧師の要望は、多くの方の訪問は感謝するが、その対応で疲労感をもっている。しばらく訪問は差し控えて欲しい。
   情報は教区総会議長に問い合わせて欲しい。ご配慮をお願いします。

宮古教会の様子4
隣家に倒れたブロック塀の撤去跡 ボランティアを終えて帰る山岳会のメンバー 一度目の瓦礫を撤去した後の街並み


大韓イエス教長老会から頂いたソーラーライト
夜は大活躍です。
自転車で出かけるメンバー 水沢教会千田實役員と談笑する
宮古教会の森分和基牧師
新生釜石教会の様子4
応急修理で塞いだ牧師館の窓 教会前に設置されたテント
淀川キリスト教病院の車

瓦礫を処分できないため、そのままの状態になっている 相談者の話を聞く柳谷裕介牧師

大船渡教会の様子3
関東教区の支援物資 関東教区の疋田議長他

西中国教区からの支援物資を
受け取る被災者
北海教区興部教会の伊藤大道牧師

千厩教会の様子3
借用した部屋で礼拝をしています。 礼拝堂変更の案内

2011年4月1日

東日本大震災被災教会状況  (
3月31日現在)  奥羽教区総会議長 邑原宗男   

被災教会の中、状況の変化が判明しものをご連絡いたします。(緊急性のあるもの)

30. 宮古教会 森分和基 

津波被害  教会 牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる礼拝堂に関しては掃除は終了し、応急処置としての電気工事や扉の修繕などを開始した教会前の道路にあった瓦礫などは片付けられた。周りの片づけが終わり、教会のブロック塀が隣家に倒れ掛かり壁を傷めている。撤去と補修が必要となった。水に浸かっていた床や壁が、ぶよぶよになりその状態でまた固まり始めました。今後建築士による診断を行う予定ですが、現段階では、診断がいつできるかわかりません。

礼拝堂をも利用して救援物資の配布を継続している。清掃後、教会近隣の方への生活の場を提供しようと準備中。現状 電気が通じたが水に浸かったコンセントは使用不能 ガス は通じていない

YMCAの継続的支援により救援活動は進められています。掃除が終えましたのでYMCAの方々は、礼拝堂に寝袋で寝泊りしています。 近隣の家屋内の片付けや品物の整理を牧師の指示とYMCA主事の連携のもとに継続しています。

    

いまだに安否確認をする初動段階から抜け出せません。

 市内および近隣の町村はは海岸線に沿って壊滅状態。市民が市外に避難することによって、復旧させようとする力が減っています。教会関係幼    稚園(ひかり幼稚園)を中心に今後を検討する方向を模索しています。出前保育を始めている。

36. 新生釜石教会 柳谷雄介 

    津波被害 教会牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる。礼拝堂はヘドロと瓦礫の山講壇は壁が落ちている 

CRASHの方々10名とバプテスト連盟関係者(盛岡)などにより礼拝堂の片付けをすることができた。2週間の瓦礫の下になった状態の床(断熱材)や壁(断熱材)が膨脹している状態。今後建築士による精密な診断が必要。

一応の掃除は完了したが、床は相変わらず濡れている。教団総会議長はじめのボランティアを受け入れた。教会に前で地域の方々の相談を受けている。 

北海教区の協力により 柳谷雄介牧師の支援のために留萌宮園教会三浦忠雄牧師が滞在し協力している。柳谷牧師体調を考慮し、休息を勧め、その間を三浦牧師に依頼した。

支援物資の配布を継続しているいまだに安否確認や、信徒家族や求道者家族の不明者の確認作業が続いている。    

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 

急遽 借家をすることができ 牧師家族は引越し中礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用することとした。今後のことについては役員会で移転を視野に検討に入るよう進言した。

 

42. 大船渡教会 但馬秀典(前任者) 村谷正人

    大船渡 隣接の陸前高田は津波により壊滅 教会員1名安否確認できず不明

教会は牧師交代となり 後任者は21日現地に入り、ボランティアとして活動しつつ、4月1日より主任担任教師として働くこととなった。前任者と避難所や町内会の方々と協力している。

教会はボランティア受け入れている。

牧師たちは社会福祉協議会や避難所を回って連絡や励ましをしている。教会を利用して支援物資の配布を行い地域の好評を得ている。
さらに沿岸地域以外の教会また教会員にあっての相次ぐ地震により建物被害が出始めている。
なお被災地の牧師の要望は、多くの方の訪問は感謝するが、その対応で疲労感をもっている。しばらく訪問は差し控えて欲しい。情報は教区総会議長に問い合わせて欲しい。ご配慮をお願いします。

 


宮古教会の様子3(3月31日)

山田町 瓦礫に埋もれたガソリンスタンド 宮古教会の前庭

支援物資の配布準備 隣の住宅に倒れたブロック塀

新生釜石教会の様子3(3月31日)

片付けられた礼拝堂の講壇 北海教区三浦忠雄牧師と 大槌町

千厩教会の様子2(3月31日)

新しい避難場所の借家 避難先の住居内部

大船渡教会の様子2(3月31日)

救援物資配布準備 救援物資配布準備

各地区の被災状況

邑原宗男議長より新たに被災状況、また復興に向けての活動の様子等、報告が入りましたので掲載いたします。


新生釜石教会の状況2


釜石市近郊の状況
ある程度片付けましたが
床下はまだ水を含んだままです。
片付けの最中でも相談に応じている
柳谷雄介牧師(左側)
片付けに協力するCRASHメンバー

宮古教会の状況2
礼拝堂はYMCAの協力によってきれいに片づけられました。 被災直後の礼拝堂
床には泥が積っていました。
被災直後の礼拝堂
講壇から見た様子です。
教会の外も片付けられました。廃棄された袋
右側が森分和基牧師です。

千厩教会の状況1
千厩教会は岩手県一関市にあり県南側の内陸山間部にある教会です。今回の地震により礼拝堂、牧師館が大きな被害を受けていたことが分かりました。
現在牧師家族は教会建物が危険であるため避難生活を行っています。

千厩教会への道路が陥没しています。 牧師館は倒壊の危険があり
近くの旅館に避難している三河牧師ご家族
玄関コンクリートの亀裂 牧師館の壁の亀裂 礼拝堂壁から天井にかけての亀裂
牧師館の木柱に大きな亀裂が入りました。
牧師館は使用できず牧師家族は近所の旅館に避難しています。

大船渡教会近郊の状況1

国道45号線
道の両側は破壊された家
大船渡の町の様子 大船渡の町の様子

日本基督教団への報告書

日本基督教団

 総幹事 内藤留幸 先生


                    
2011322

                                     奥羽教区総会議長 邑原宗男 

東日本大震災被災教会状況  (3月24日現在) 

  主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。

 このたび初動資金として1,000万円を受け取りました。ありがとうございます。活動のために用いさせていただけますことを感謝いたします。

 被災教会の中、状況の変化が判明しものをご連絡いたします。(緊急性のあるもの) 

30. 宮古教会 森分和基  無事確認 ひかり幼稚園に避難 寝泊りをしている

    津波被害  教会 牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる

    教会門扉前に流れてきた車4~5台重なりあっていたが、16日以降片付けを開始しました。

    盛岡YMCAやカナンの職員により、礼拝堂はほぼ清掃を終えました。しかし、水に浸かっていた床や壁が、ぶよぶよになりその状態でまた固まり始めました。今後建築士による診断を行う予定ですが、現段階では、診断がいつできるかわかりません。

    牧師館の片付け清掃を開始しました。一階は使用できるか診断が必要です。

    清掃後、教会近隣の方への生活の場を提供しようと準備中。

    現状 電気 ガス は通じていない状況ですが掃除が終えましたのでYMCAの方々は、礼拝堂に寝袋で寝泊りしています。 近隣の家屋内の片付けや品物の整理を牧師の指示のもとに始めています。

    

    教会員・幼稚園関係者の数名の安否不明   いまだに安否確認をする初動段階から抜け出せません。

    幼稚園は 電気 ガス 水道 使用可能  教会より2キロ離れている

 市内および近隣の町村はは海岸線に沿って壊滅状態。

 市民が市外に避難することによって、復旧させようとする力が減っています。何とか留まれるように期待するのみです。

 教会関係幼稚園(ひかり幼稚園)を中心に今後を検討する方向を模索しています。

 

36. 新生釜石教会 柳谷雄介 家族無事 

    津波被害 教会牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる  礼拝堂はヘドロと瓦礫の山

    講壇は壁が落ちている

    教会員の被災甚大 家屋流出者あり 教会員2名連絡つかず不明。

    20日 礼拝堂玄関前を片付けて10名の信徒が集まり、礼拝を奉げた。

    片付けに入るための準備を開始した。教会員高齢のためボランティア

    柳谷雄介牧師は息子と共に教会の二階に寝る場所を確保している。

    23日 CRASHの方々10名とバプテスト連盟関係者(盛岡)などにより礼拝堂の片付けをすることができた。2週間の瓦礫の下になった状態の床(断熱材)や壁(断熱材)が膨脹している状態。今後建築士による精密な診断が必要。

    教会に前で地域の方々の相談を受けている。 

24日教会員1名の安全を確認することができた。

    いまだに安否確認や、信徒家族や求道者家族の不明者の確認作業が続いている。

    

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 家族無事

    避難していたが牧師館に帰る 子どもたち不安 老朽名建物あちこち被害あり 避難先を確保し、一時避難することとした。 

    礼拝堂、牧師館の柱は縦に亀裂が何本もあり危険建物となった。

    また裏の山(砂土による山)に亀裂が入り、市より退避勧告があった。

    教会員の安否は確認した。

    牧師家族の安全のために、21日緊急に避難することを提案し、教会の近くの旅館に避難した。

    23日借家の必要からその資金を準備して訪ね、すぐに探すこととなった。24日借家候補が見つかり手続きに入った。

    礼拝は信徒の自宅の広い部屋を利用することとした。

    今後のことについては役員会で移転を視野に検討に入るよう進言した。

 

42. 大船渡教会 但馬秀典 家族無事

    大船渡 隣接の陸前高田は津波により壊滅 教会員1名安否確認できず不明

    教会員家族の人的被害あり  教会員家屋流出4

    教会は牧師交代となり 後任者は21日現地に入り、ボランティアとして活動しつつ、現任者と避難所や町内会の方々と協力している。そのまま赴任となる予定。

    教会はボランティア受け入れの可能性について検討した。ただし水が出ないため自由に炊事ができない状態。

    牧師たちは避難所を回って励ましをしている。

 

 東日本大震災被災教会状況  (321日現在)

  主の導きを受けつつ、日本基督教団全体の祈りの中にありますことを心から感謝いたします。

 去る15日には、石橋秀雄教団総会議長はじめ調査においでいただき、またお見舞い50万円を受け取り、活動のために用いさせていただけますことを感謝いたします。

 被災教会の中、状況の変化が判明しものをご連絡いたします。 

北東地区 

19. 八戸小中野教会 佐藤浩之

     教会員1名自宅津波被害 使用不能状態(家族無事)

岩手地区 沿岸地域の教会は被害甚大

25. 内丸教会 中原眞澄 無事

    建物 大きな被害なし 

     大槌町在住信徒 1名連絡つかず不明

30. 宮古教会 森分和基  無事確認 ひかり幼稚園に避難 寝泊りをしている

    津波被害  教会 牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる

    教会門扉前に流れてきた車4~5台重なりあっていたが、16日以降片付けを開始しています。

    盛岡YMCAやカナンの職員により、清掃など開始しています。

    教会近隣の方への生活の場を提供しようと準備中。

    現状 電気 ガス は通じていない  

    

    教会員・幼稚園関係者の数名の安否不明 

    幼稚園は 電気 ガス 水道 使用可能  教会より2キロ離れている

 市内は海岸線に沿って壊滅

33. 遠野教会 三浦洋一 家族無事

    幼稚園児無事 建物に大きな被害なし

    礼拝に出席中 英語教師として来日中の方(大船渡、陸前高田在住)の方には連絡がつきました

    幼稚園教諭実家家族 大槌町在住と連絡つかず不明。

34. 北上教会 小林功 家族無事

    礼拝堂内部壁の正面に亀裂多数 

36. 新生釜石教会 柳谷雄介 家族無事 

    津波被害 教会牧師館 1階水没 床上 油泥により埋まる  礼拝堂はヘドロと瓦礫の山

    講壇は壁が落ちている

    教会員の被災甚大 家屋流出者あり 教会員2名連絡つかず不明。

    20日 礼拝堂玄関前を片付けて10名の信徒が集まり、礼拝を奉げた。

    片付けに入るための準備を開始した。教会員高齢のためボランティア

    柳谷雄介牧師は教会の二階に寝る場所を確保している。

41. 千厩教会 三河豊 栁沼赦羊子 家族無事

    避難していたが牧師館に帰る 子どもたち不安 老朽名建物あちこち被害あり 避難先を確保し、一時避難することとした。 

    礼拝堂、牧師館の柱は縦に亀裂が何本もあり危険建物となった。

    また裏の山(砂土による山)に亀裂が入り、市より退避勧告があった。

    教会員の安否は確認した。

42. 大船渡教会 但馬秀典 家族無事

    大船渡 隣接の陸前高田は津波により壊滅 教会員1名安否確認できず不明

    教会員家族の人的被害あり  教会員家屋流出4

    教会は牧師交代となり 後任者は21日現地に入り、ボランティアとして活動しつつ、現任者と避難所や町内会の方々と協力している。そのまま赴任となる予定。

 

 

 

「長田義明大阪府議会議長の発言に対する抗議」

2011年3月22日

大阪府府議会議長
長田 義明様

 日本基督教団奥羽教区

総会議長 邑原宗男

 

「長田義明大阪府議会議長の発言に対する抗議」

 

 3月11日午後2時46分発生した「東日本大震災」により、太平洋沿岸地域を中心とする未曾有の被害が起きております。私たち日本基督教団奥羽教区におきましても被災の現実に大きな痛みと悲しみを覚えつつ、被災された方々と連帯し、支援のための取り組みを進めております。

 その中、3月20日、貴殿はご自身の事務所開きの場で「大阪にとって天の恵みと言うと言葉が悪いが、本当にこの地震が起こってよかった」旨の発言をなされたと知りました(3月21日付 YOMIURI ONLINEにて)。私たちは、この発言に対し激しい怒りと悲しみを覚え、ここに強く抗議いたします。

 伝え聞くところによりますと、大阪府の庁舎移転をめぐる議論の中で、橋下徹府知事が全面移転を目指す咲州庁舎が地震で被害を受けたことにより、貴殿はご自身の意見が正しいことが証明されたと考えられておられるように受け止めます。政治的に様々な議論が交わされることは当然のことでありますが、震災という出来事を特定の意見の正当化に用いることは、不謹慎極まりないものであります。事務所開きの会場でも黙祷が捧げられたということですが、そこでの沈黙の祈りは、何を祈るものだったのでしょうか。

 そしてまた、貴殿の発言は今回の震災によって失われたおびただしい数の生命、また愛する者を一瞬にして失った人々の悲しみを踏みにじるものであります。貴殿は悲しみの中にある人々の痛みにどれだけ思いをめぐらされたのでしょうか。失礼ながらその見識を疑わざるを得ません。

 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。(ローマの信徒への手紙12章15節)」との聖書の御言葉に聴く私たちは、改めて今回の貴殿の発言に対し強く抗議し、被災地・被災された方々に向けての謝罪を求めるものであります。

3月18日(金)

邑原宗男牧師奥羽教区議長は釜石、大船渡に行きました。新生釜石教会の被災状況を見てきました。あまりの惨状に言葉が出てきません。
新生釜石教会員2名、大船渡教会員1名が行方不明です。

 三陸海岸を望む。津波の爪痕


新生釜石教会付近の道路
車が重なっています。
新生釜石教会
牧師館と礼拝堂


礼拝堂の中
グランドピアノが逆さまになっています。



3月17日
奥羽教区議長 邑原宗男牧師は宮古教会に行ってきました。

その報告が届きましたので、そのまま掲示いたします。宮古教会の被災状況の写真も掲示いたします。

2011315日(火)奥羽教区常置委員会

東日本大震災 奥羽教区関係被災状況
 3月11日午後2時46分に発生した大地震により、東北・東日本、特に太平洋沿岸地域に壊滅的な被害がありました。奥羽教区内の教会・伝道所関係の被害状況について教区が把握している情報を掲載いたします。現在教区としてのスペースを確保し準備を進めておりますが、暫定的に下ノ橋教会のホームページ内に掲載することとします。

 各地区ごと、「教会名(教師名)」の順となり、大きな被害の報告のあった教会には被害内容を記しております。情報は随時更新いたします。特に、教会員・教会関係者の安否については、教区で把握しきれていない状況にあります。

掲載されていない被害情報、安否情報などがありましたら、下記メールアドレスまでご連絡ください。なお、安否確認などの質問については個別に答えかねますので、ご容赦下さい。


連絡先 奥羽教区事務所 電 話:019-622-5770
メール:ouukyoukubasil.ocn.ne.jp

教区内教会・伝道所(幼稚園・保育園等含)

教会・伝道所の担任教師ならびに家族の無事を確認。

北西地区 1.青森教会(平松洋一) 2.青森松原教会(願念望) 3.青森戸山教会(衛藤満彦) 4.弘前教会(村岡博史) 5.弘前南教会(松村重雄、松村枝美) 6.弘前西教会(石川敞一、石川康、村谷正人) 7.藤崎教会(兼務・松村重雄、川上純平) 8.五所川原教会(川上清樹) 9.木造教会(千葉敦志)10.黒石教会(伊丹秀子)11.八甲田伝道所(兼務・平松洋一)12.浪岡伝道所(兼務・伊丹秀子)13.大鰐伝道所(代務・村岡博史)

北東地区14.野辺地教会(白戸清)15.田名部教会(佐藤良司)16.大三沢教会(池田玲二)17.七戸教会(野口忠子)18.三本木教会(太田望)19.八戸小中野教会(佐藤浩之)20.八戸柏崎教会(荒木富益)21.八戸北伝道所(岩田雅一、岩田厚子)22.三戸伝道所(栗沢秀夫)23.二戸教会(東山道晴)24.奥中山教会(江戸清)

岩手地区25.内丸教会(中原眞澄)26.盛岡松園教会(小田島久子)27.下ノ橋教会(松浦裕介)28.舘坂橋教会(村上義治)  エレベーター不具合発生29.青山町教会(若林俊郎)30.宮古教会(森分和基)津波被害(会堂・牧師館)。泥と油が到達。津波により、教会門扉前には車が数台折り重なった状態で流れ着く。市内は海岸線にそって壊滅状態。教会員、ひかり幼稚園園児の無事を確認。31.日詰教会(井上智)32.花巻教会(山元克之)33.遠野教会(三浦洋一)34.北上教会(小林功)    礼拝堂内壁の正面に亀裂多数。35.土沢教会(生嶌陽子)36.新生釜石教会(柳谷雄介) 津波被害(会堂・牧師館)。1階部分が流される。牧師夫妻は近隣の施設に避難。教会員家屋流出あり。安否確認作業継続中。37.水沢教会(山下光)38.江刺教会(邑原宗男)   牧師館内部亀裂。39.一関教会(代務・邑原宗男) 礼拝堂内壁(講壇部分 漆喰)亀裂・剥離崩落。40.柴宿教会(兼務・三河豊)41.千厩教会(三河豊、栁沼赦羊子) 教会建物に被害箇所多数。42.大船渡教会(但馬秀典)  教会員1名行方不明。教会員関係者にも行方不明者あり。教会員の家屋流出多数。

秋田地区43.大館教会(佐々木久慶)44.鷹巣教会(蔀雅二)45.能代教会(西川和子)46.秋田高陽教会(赤田直樹)47.秋田楢山教会(川島隆一)48.下浜教会(兼務・雲然俊美)49,秋田飯島教会(丸田久子)50.秋田桜教会(雲然俊美、雲然真理子)51.八郎潟教会(兼務・岡田恵美子、兼務・岡田いわお)52.男鹿教会(岡田いわお、岡田恵美子)53.本荘教会(管家英治)54.脇本教会(中西絵津子)55.大曲教会(飯田敏勝、飯田啓子)56.横手教会(小松理之)57.秋南教会(篠崎勲、篠崎久美子) 礼拝堂(横手会堂)塔にひび。58.湯沢教会(田谷元義)

関係学校・施設東奥義塾高校(天野海走、阿部義也)弘前学院聖愛高等学校・中学校(石垣雅子、安達正希)弘前学院大学

その他、教区内在住の隠退教師の無事を確認しております。

東日本大震災関係協議

初動対応

・情報収集・共有 → 教区事務所においてメールで集約する(村上書記、松浦主事)。
・情報発信(教区内、教区外へ)→ 簡易ホームページを立ち上げることとするが、当面は下ノ橋教会のHPに設置する。
・教団、東北教区との連携 → 315日(火)午後4時から、一関教会にて話し合う。
・教区よりの緊急援助(教区教会強化推進会計より)→ 宮古、新生釜石、大船渡三教会に20万円ずつを、邑原議長が届ける。時限的別途会計として
「東日本大震災教区内被災教会支援会計」(50万円)を設ける(他教区からの緊急お見舞金、支援活動資金等をこの会計で扱う)。

・岩手地区委員会でも検討してもらうことを要請する。
被災者支援
・緊急募金 → 教団呼びかけの「東日本大震災緊急救援募金」〔取扱い:教団社会委員会〕に集約。
・支援物資 → 収集呼びかけについては、松浦主事が文書を作成する。
  *品目リスト…レトルト食品、水、紙おむつ、肌着、生理用品、粉ミルク、使い捨てカイロ、ティッシュ、ウェットティッシュなど生活必需品。
 *保管・管理は奥羽キリスト教センター小チャペル、当面の受入れ担当者は松浦主事とする。

  *小チャペルの使用について、とりあえず三ヶ月間はこのことを優先させてもらうことをNPO法人善隣館に了解してもらう(予約の制限)。
  そしてその後の状況を見て、5月中に期間延長を検討し、決定する。

 *上記以外の品目については、公的機関における輸送・配送扱い先に直接送ってもらうようお知らせする。

・人的支援 → ボランティア…東北教区および他のボランティアセンター立ち上げ経験者の意見・助言を聞いた上で、議長を中心に方向性を定める。
 各種専門分野…後日必要に応じて検討する。
広報関係
・奥羽教区内と各教区に対して、被災の状況と、奥羽教区がどのような取り組みをしているのかを発信するために、「東日本大震災奥羽教区内被災教会支援ニュース」を発行する。発行責任者は邑原議長する。村上書記および松浦主事が編集・作成実務を担当し、井上智教師(日詰教会)と山元克之教師(花巻教会)に協力を依頼する。

車での移動時間の目安 →(2時間)→ 宮古
・花巻 →(1時間)→ 遠野  →(1時間)→ 釜石  →(1時間30分)→ 大船渡
その他関連事項
・「石原東京都知事の発言に対する抗議」を作成・送付した(315日付)。

2011年3月15日
東京都知事 石原慎太郎様 

日本基督教団奥羽教区

総会議長 邑原宗男

 「石原東京都知事の発言に対する抗議」

  3月11日午後2時46分発生した「東日本大震災」により、太平洋沿岸地域を中心とする未曾有の被害が起きております。私たち日本基督教団奥羽教区におきましても被災の現実に大きな痛みと悲しみを覚えつつ、被災された方々と連帯し、支援のための取り組みを進めております。

 その中、3月15日付朝日新聞紙上において、貴殿が「今回の震災は天罰である」旨の発言をなされたと知りました。私たちは、この発言に対し激しい怒りと悲しみを覚え、ここに強く抗議いたします。

 地震発生に伴い事故・爆発が起きた福島第一原子力発電所は、貴殿が責任を担う東京都の電力も発電しております。私達の教区には、原子力発電所から出された使用済み核燃料が持ち込まれる、六ヶ所村の核燃料サイクル施設があります。都市部、特に首都圏にエネルギーを供給するため、今回の事故のような危険を有する施設が「地方」とされる地へ押しやられているのが現実です。貴殿が「『津波』で一気に押し流す必要がある」と語られた「我欲」はどこにあるのでしょうか。

 そしてまた、貴殿の発言は今回の震災によって失われたおびただしい数の生命、また愛する者を一瞬にして失った人々の悲しみを踏みにじるものであります。貴殿は悲しみの中にある人々の痛みにどれだけ思いをめぐらされたのでしょうか。失礼ながらその見識を疑わざるを得ません。

 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。(ローマの信徒への手紙12章15節)」との聖書の御言葉に聴く私たちは、改めて今回の貴殿の発言に対し強く抗議し、発言の撤回と謝罪を求めるものであります。

宮古教会被災状況1


写真見出し

礼拝堂の中
津波の後 泥に覆われています。
1.5メートル以上水が入ってきたようです。
礼拝堂の中
オルガンが転がっています。


教会の門
外の様子。車が重なっています。
水につかった掲示板
約半分が水につかりました。


邑原宗男議長は新生釜石教会にも行きたいと言っていますが、ガソリンが現在片道分しか確保できない状況です。新生釜石教会では1階の天井付近まで水に浸かってしまったとのことです。大船渡教会は高台にあり教会自体は無事なのですが教会員で行方不明の方がいるそうです。