2017年度園長(遠藤清賢)の独り言

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2017年9月11日  老いること

9月6日午前10時から12時に県の指導監査が行われました。口頭での指摘は理事長、園長の専決代決規程を整備すること。現金、金庫、証書などの鍵の管理について再度内部牽制できるように検討して欲しいということ。固定資産の調査(現物確認について)その時期は会計年度最終月である3月に行うのが適切ではないかということの3点の指摘でした。

処遇、基準に関しての指摘はありませんでした。保育対応はそれぞれの保育担当者、給食、看護師等、しっかり行われているということだと思います。規程の整備は園長の怠慢です。指導監査が終了しひとまず安心しました。

もう20年位前にヘルマン・ヘッセの本で「人は成熟するほど若くなる」という本を読んだのですが、その本に関して定期的に購入している雑誌に載っていました。改めて老いることについて考えて見ますと、現代人は老いることを大きな損失として、また、いけないことのように捉えていると思います。

多くの人たちは自分を1歳でも若く見せたい、1日でも長く生きたいということで様々な健康器具やサプリメントを使用しているようです。健康でありたいと思うのは理解できますが、見た目を若くすることに関しては多少違和感があります。

はたして老いるということはいけないことなのでしょうか。確かに運動能力の衰えや、体の痛み、記憶力の欠如など、出来なくなることが増えます。でも人間的な価値が減少するという事ではないはずです。

年老いることによって精神は洗練され、人をそのまま受容することができるようになるのだと思うのです。子どもを見る目も子どもを一人に人間としてその未来を創造しながら、その可能性に期待し、その子の夢を一緒に共有できる視点を持つことができるようになるのです。

9日に保育園の運動会が行われました。子どもたちがありったけの力を振り絞って、運動会の競技をしている姿を見ていると、大きな喜びに満たされるのです。リレーで大きく遅れてしまった子どもが、一生懸命に走っている姿を見ると感動の涙が流れてしまいます。そして大きな幸福感に満たされるのです。

その時に、何よりも、人間の命は有限であり、死を迎え肉体が朽ちてゆくことが自然の摂理であることを受容できる心になることができます。年老いることは人間としての価値が減少することではなく、さらに新たな価値が増し加わることなのだと思うのです。命を下さった神様に感謝です。

このことが理解できた時、人間として生れ、生きることができたことを心から神様に感謝できる者になるのだと思うのです。

2017年7月14日 東北・北海道ブロック保育研究会大会

7月10日から11日福島県磐梯熱海で開催されました。私は第3分科会の助言者を依頼され参加してきました。全体で約670人くらいの参加者でした。私の分科会は保育士の資質向上に関する研究が主題となっていて約110名が参加していました。

もう一人の助言者は会津大学短期大学部幼児教育学科教授の郭小蘭先生でした。御生まれは中国で専門は心理学だそうです。この分科会の発表者は3名でした。郭先生は事前に詳しく発表原稿を読み込んでいて各発表の要点をまとめられ、非常に熱心に取り組まれていました。

三者の発表ともよく練られた発表でしたが特に私たちの目を引いたのは保育士としてのあるべき資質として非認知的能力を育てる研究発表が注意を惹きました。郭先生も同様でこの研究発表を全国大会への出場に相応しいということで推薦することにしました。

非認知的能力については最近特に注目されています。そして、保育園がずっと以前から取り組んでいる保育は非認知的能力を高める保育をしてきたと私は考えています。この目に見えない能力は、忍耐力、思いやり、持久力、等の生きるための自分自身を下支えする能力だと思います。

この能力はやはり大人が意図を持って伝えなければならない能力です。この能力を身に着けるためには家族の愛情が必要条件となっています。自主的に遊びや、保育園での日常生活の中で様々な体験をし、子どもが保育士と成長を喜び合うことによってさらにこの力は増し加わるのだと思います。

保育はこの能力の向上に大きく寄与してきたと思うのです。この非認知的能力を理解しやすく言語化し、改めて保育の重要性を私たちに問いかけている研究発表であると思いました。

藤本会長や岩県社協の加藤君のご厚意によってこの今回この助言の役を依頼して頂いたことに感謝しています。そして、郭先生やその他今回の運営に携わって下さった福島県の皆さんに心から感謝した研究発表会でした。


2017年5月5日 我が家のチュウリップ

我が家の庭ではチュウリップが満開になっていましたが、もうすぐ花は散ってしまいそうです。その中で孫が「すごい!」といって庭の中で叫んでいるのです。行ってみると一つの花に黄色と赤の花弁が仲良く咲いていました。

  

 


2017年4月26日 その後の様子

4月も終わろうとしています。新しく入園した子ども達も徐々に保育園の生活に慣れてきています。特に0,1歳児のクラスでは泣き声が絶えませんでしたが、今はその声は聞こえなくなりました。5月から7月までの途中入園希望の問い合わせが教育委員会からありました。

その全ての途中入園希望者の第1希望が江刺保育園でした。ありがたいことですが全てを受け入れることは難しい状況ですが、出来る限り多くの子どもたちが利用できるように努力したいと思います。市の担当者もどうしたら良いのか悩んでいるようです。

5月の連休がもうすぐです。江刺区は3日から江刺甚句祭りが始まります。保育園の子ども達も男石地区のお祭りの出発式に出演します。私も毎年お祭りに参加していましたが今年は手術後ですので、屋台巡行はお休みさせて頂きたいと思います。

保育園の決算の整理は終わり理事会、評議員会の承認を持って確定するだけになりました。約12年以上胆江地区保育協議会の役員をやらせていただきましたが今年度はありがたくお休みさせて頂くことができました。

県の保育協議会の副会長も昨年度で退任させて頂きました。今年は江刺保育園のことに専念できます。自分の負担を少しづ減らして行きたいと思います。この中で今年立ち上げた社会福祉貢献活動事業は何とか具体的な形に仕上げたいと思います。

せっかく担当者を配置しましたので、時間をかけて福祉貢献ができるように知恵を出したいと思います。

もう一つ園舎の建て替えについて考えなければなりません。そのための資金を確保することが重要な課題になっています。3億円くらいがあれば何とかなると思いますが、簡単に用意できる金額ではありません。しかし、役員全体が新築に向けの意志統一が必要です。

少子化や日本の経済的な状況を見ると不安になります。

2017年4月11日  手術をしました。

4日(火)に入園式が行われました。私は1年以上前からソケイヘルニアになっていて3月上旬にそのヘルニアが戻らなくなり陥頓状態になってしまい病院で緊急処置をしてもらいました。3月には卒園や理事会の再編、評議員会の結成、そして決算の整理、入園準備等が有り、入園式後の4月7日に手術をして頂くことにしました。

6日に胆沢病院に入院し、7日10時に手術となりました。8日の10時まで安静の指示がありましたが、朝の回診のとき退院出来るということで8日の午後1時に退院しました。全身麻酔でしたし、右下腹部を5センチくらい切開していますのでまだ痛みが有りますが歩くことに支障が無く指示の通り退院しました。

胆沢病院は岩手県南地区の基幹病院となっていますので、入院している患者さんは深刻な病気の人が多いのです。私のようなものは病人であるとは言えない軽い患者なのです。ですから、医療の必要な方たちのためにできるだけ早くベットを空ける必要があります。

私の手術を担当した外科医は3人もいました。その医師たちの上司は女性です。しかもドクターXの米倉涼子のような女性なのです。麻酔を担当された医師も若い美しい女性医師でした。手術室に案内されると全員若い女性の看護師さんたちでしかも皆美しいのです。

保育園の中で美しい女性を見慣れている私ですが、此処にいる女性たちは皆天使でなではと思ってしまいました。でも、手術後の回診が有りもう一度手術室に来たいと思いますかと聞かれたのですが、今回限りで充分ですと答えました。

全身麻酔を施すために点滴の針が刺され、麻酔が入ると徐々に体全体が宙に浮くような感覚があり、その後意識が無くなりました。息苦しさを覚え、肺のなかに送管された管が抜かれた時、手術が終わったことを思い出したのでした。

眼が覚める前に、何枚もの会計計算書類が目の前にあるのです。そうして息苦しさを覚え、管が抜かれた時、どうして会計書類が脳裏に浮かぶのか腹が立ってきます。普通は家族とか、身近な方たちの笑顔が浮かんでくると思いたいのですが、私の場合は収支計算書や貸借対照表なのです。

病室に戻ったのが12時30分位で、妻が笑顔で待っていました。妻の顔を見ると手術が無事終わったのだと安心しました。全身麻酔の場合、導尿の管が施してあるのですが、私の場合は有りませんでした。尿瓶を用意して頂き自分でセットして用を足しました。しかし、安静ですので捨てることができずナースコールで看護師さんを呼び片付けて頂きました。

術後の一晩が結構苦しい時間です。それでも手術後の夕食から普通食が出てきました。食欲が無いのですが、全部食べることができました。寝てばかりいるためお腹にガスがたまっているからなのか、不快感があるのです。上半身を起こすと不快感が和らぐのです。

8日の10時には点滴や心電図等の管が外され自由の身になりました。痛みはあるのですが、歩くことができます。9日に教会の礼拝に参加し、10日に休みをとっていましたが、保育園で勤務しました。

2017年度の始めはこんなことから始まりました。小学校の入学式や近隣の幼稚園の入園式の出席は主任の菊池道世先生に全てお願いしました。家にいるより保育園のいる方が皆優しく気を使って下さるので居心地がいいのです。新しい年度もよろしくお願いいたします。