2018年度
園長(遠藤清賢)の独り言

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新しい年度のなりました。4月から5月は天候の変動で気温の変化が激しく体調を維持するのが大変でした。体力の衰えてを実感しています。反面、保育園の子どもたちは毎日元気に過ごしています。子どもたちから支えられていることを心から感謝する毎日です。今年度もよろしくお願いします。

7月4日 日本のサッカーワールドカップは終わってしまいました。感謝以外の何物もありません。

日本代表の試合をもう見ることが出来なくなったのは何とも寂しい限りです。これ程、心が高揚感で満たされた試合は有りませんでした。全ての試合から生きる勇気と希望をもらいました。選手一人ひとりに感謝です。そして誇りに思います。

彼らは自分の持っているすべてをこの時に献げ、自分の能力の全てを出していました。日韓や南アフリカの時とは結果は同じですが、さらに上を目指す逞しい新しい日本代表が存在しているのです。

スポーツは敗者と勝者が存在しますが、勝ち続ける勝者よりも、潔く自分たちの弱さを認め更なる努力を始めようとする敗者の方がよく見えるのは不思議な事です。私は日本代表を応援することができて、新しい命をもらったように思います。ただただ、感謝の何物の有りません。


6月25日 本日は寝不足です。

昨日ワールドカップの日本代表とセネガル戦を見てしまいました。1時には寝ようと思っていましたが、試合が進むにつれて目が離せなくなりついに最後まで見てしまいました。厳しい試合になると思っていましたが、日本代表の方がよい内容なのです。これは勝利するかもしれない。という期待が大きく膨らみました。結局引き分けでしたが勝利に値する引き分けだと私は思いました。

全ての選手が連動し、一つの目的に向かってボールを動かしていました。皆の為に自分のもっている力の全てを出しきっていました。この若者たちが限界に近い状況で走り切り、魂を込めてゴールを目指している姿に大きな希望が有りました。眠ることも忘れて心地よい感動を覚える試合でした。

23日は保育参観のあと、13時30分から17時まで全体会議が行われました。日常の保育対応の中で「抱っこすること。」「給食の対応」についてそれぞれ発題して頂き私たちが抱えている課題や、大切な対応について確認し、意見交換をし、考えることが出来ました。

最後に「アタッチメント理論」について園長が東京大学遠藤利彦先生の著作を参考にした研修を行いました。特に乳児保育の中でアタッチメントの対応は非常に重要であり、子どもたちの成長に大きな影響を及ぼすことを確認しています。アタッチメントについては最初のページに公開していますのでご覧ください。


6月21日 ワールドカップ 日本代表コロンビアに勝利しました。


6月19日コロンビアとのH組1次リーグ予選が行われ、日本代表は強豪コロンビアに見事勝利しました。試合開始直後、大迫のシュートは相手キーパーに阻止され、そのこぼれ球を香川が再び強烈なシュートを放ち、それを相手のセントラルミッドフィルダーがハンドで阻止したためにレッドカード退場になりペナルティーキックが日本に与えられ香川が見事にゴールしたのです。

数的有利の中、コロンビアのペナルティーエリヤ付近でのフリーキックで1点取られましたが、後半半ば過ぎに大迫が本田のコーナーキックを見事にヘディングで追加点を獲得して日本は勝利したのでした。前監督であるハリル氏を直前に解任したことで日本サッカー協会に対して、また日本代表に対して悲観的な意見が多く、コロンビア戦は当然負け、3戦全敗で1次リーグで敗退するという確信のような雰囲気であったと思います。私は監督解任についてはよく決断したと思いましたが、日本代表の試合に関しては良くて引き分けることが精一杯ではないかと思っていました。

しかし、この勝利は今までの不安を一掃して余りある勝利であったと思います。新たな希望が私たちに与えられました。しかし、1次リーグを突破したわけではありませんが日本代表は確実に進歩し、強くなっていることを示してくれたと思います。次のセネガル戦を心を込めて応援したいと思います。

5月27日 ヴィラロボスとイルマルを演奏しました。

日曜の礼拝後、午後2時から西念寺でのギター演奏会が行われました。毎年行われています。水沢の辻山ギター教室の皆さんが主な出演者です。クラシックの参加者は少なく、弾き語りやロック、軽音楽等の演奏が多く、わたしのものは少し重かったかもしれません。出番は後ろの方で4時30分を過ぎていました。

最初のマズルカショーロですが、ヴィラロボスのギター曲の中ではよく演奏される曲で、比較的優しく郷愁を感じさせる日本人には好まれる曲だと思います。このブラジル組曲は4曲からなり都会的な曲想よりはブラジル特有のアマゾンの自然を感じさせる曲となっているとおもいます。

彼の中で特に有名なのはブラジル風バッハNO5です。またギターでは5つの前奏曲、そして12のエチュードが重要な作品なのです。ピアノでいえばショパンやリストのエチュードと同じようなレベルにあると思います。こられらを弾きこなすのは、かなりの努力が必要ですし、高度な技術と音楽性が求められ、これらの努力をしないで演奏するとその曲はただの雑音になってしまいす。

次に演奏したイルマルのバーデンジャズ組曲よりシンプリシタスはブラジルのバーデンパウエルに思いを寄せて作られました。作曲者はチェコの人です。チェコの名ギタリストであるミクルカによって演奏されいます。日本での多くの著名なギタリストがレパートリーとしている曲です。わたしは福田進一先生の演奏が一番い良いと思います。

このシンプリシタスは単純なと言う意味だと思いますが、わたしの身勝手な解釈では「僕は君を大好きなんだ。何の理由もなく心は純粋に単純に君を好きなんだ」という意味があるのではと思いながら演奏しています。

曲名は単純なと言う意味ですが曲自体は結構複雑で、最初は切なさを表現するようなメロディーラインが継続し、そして、気持ちが高揚して激しいサンバのリズムになり心が極限まで高まり、そして再び前のメロディーに戻って終了となるのです。演奏が終わるとかなりの疲労感が残ります。

クラシックギターの愛好家は以前と比較すると減少しているのかもしれません。また、CDの発売も、曲も新しい物は少なく野心的な演奏家も数えるほどです。ギターを愛する者にとっては少し寂しい時代になっています。

保育の仕事を引退したら、ギターを抱えていろいろな教会を訪問しバッハの無伴奏を演奏してみたいと思います。今はバッハの曲を毎日練習していますが、やっとこの年になってイ短調フーガを通して弾けるようになったのですが、今の私の演奏は小学生1年生が国語の教科書を読むような演奏だと思います。

やはりバッハは難しいです。心からの祈りと信仰心、音楽性、高度な演奏技術、そして記憶力と予知能力、忍耐力が無ければよい演奏はできません。最終目標はシャコンヌですが生きている間に到達することは非常に難しいでしょう。しかし、あきらめないで挑戦し続けようと思います。

演奏会て楽しい時間を過ごすことが出来ました。お声を掛けて下さった西念寺の住職様、奥様に心から感謝いたします。

2018年5月14日

新しい年度になり1ヶ月が過ぎました。4月から5月上旬は身も心を忙しく、ストレスがたまる時期です。私は67歳になりますが、例にもれず体も心も疲労困憊しています。しかし、やっと決算理事会が終了しWAMの財務諸表は評議員会終了期に送信できる状態になっています。保育園の方は0歳児の入園が多く4月は先生たちは非常に大変でした。今は4月当初に比べると大分落ち着いていますが、赤ちゃん達が多いので大変さはあまり変わっていないようです。

5月半ばになり、子どもたちはやっと保育園生活に馴染もうとしています。新しく入園した子どもたちはまだ、少し不安そうな姿が見られますが、笑顔の姿も見られるようになってきました。6月初めに親子遠足が予定されています。今年は雨でも心配のない秋田ふるさと村に決定しています。

小学校との連絡協議会が行われましたが、今年の新1年生は非常に落ち着いて生活していることが報告されました。5月26日は小学校の運動会で、来年度小学生になる子どもたちと、今年度1年生になった子どもたちが一緒のリズムが毎年行われています。

私は体力の衰えが目立って来ています。子どもたちと飛んだり、跳ねたりすることはできなくなりました。妻からは、先生たちの邪魔をしないように、また、世間で問題になっているセクハラやパワハラに充分に注意しなさいと言われています。

子どもたちから元気をもらいながら過ごしたいと思います。5月27日は愛宕保育園の理事長が住職である西念寺さんで、恒例のギターコンサートが有り、愛宕保育園の園長先生から出演の声を掛けて頂きました。水沢の辻山ギター教室の皆さんの発表会に、声を掛けて頂いています。

今年はブラジルのヴィラロボス作曲のブラジル組曲からからマズルカショーロとチェコのイルマルが作曲したバーデンジャズ組曲からシンプリシタスを演奏する予定です。どちらもとてもいい曲です。楽しみたいと思います。わたしは27日(日)の2時半ごろの出演になると思います。

2018年5月2日 直木賞の「銀河鉄道の父」を読んで

昨年度、直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」を読みました。宮澤賢治を別の側面から見ることが出来、とても興味深く読むことが出来ました。私たちは宮澤賢治を聖人のような感覚で捉えていましたが、この著作を読むと彼は我ままで、自分勝手な人生を歩んでいたように書かれています。そして、彼の生活する姿は、当時としては変人であり、今で言うニート的な毎日を過ごしていたのだと思います。

ただ、父親として賢治の思いを出来得る限り受容し、本人の思い通りの人生を歩ませようとする父親の姿が読み取れました。宮澤賢治は彼一人の働きが其々の素晴らしい作品を生み出したのではなく、家族全員の支えがあって初めて私たちを感動させる作品になったことが気付かされるのです。

岩手をイーハトーブと言い、自分の理想とする世界を想像する心は家族からの愛情によって創造された世界であったのだと思いました。この作品からより宮澤賢治が自分に近づいたように感じました。今年度、理事長からの要望で詩吟のお稽古は「雨にも負けず」を再び取り組むことを決めました。

私たち岩手の土壌と家族の思いが育んだこの「雨にも負けず」の詩を子どもたちに伝えることは、彼らのこれからの人生に何かしらの力が与えられることを信じて取り組みたいと思いました。皆さんも「銀河鉄道の父」を是非読んでみてください。