2018年度
園長(遠藤清賢)の独り言

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新しい年度のなりました。4月から5月は天候の変動で気温の変化が激しく体調を維持するのが大変でした。体力の衰えてを実感しています。反面、保育園の子どもたちは毎日元気に過ごしています。子どもたちから支えられていることを心から感謝する毎日です。今年度もよろしくお願いします。

10月22日 父の骨折
父親が家の中で転倒し左大腿部を骨折したのは8月12日の早朝でした。救急車をお願いし病院で手術をしたのが8月16日です。それからリハビリの入院が続いていました。そして10月29日退院することが決定しました。現在の状況は介護度4ですが、リハビリによって歩行器で歩くことが出来るようになっています。

ケアマネジャーを以前勤めていた聖愛園にお願いし、ベット、歩行器の借用の手配をして頂きました。父は93歳ですが身体的には介護が必要ですが、心はしっかりしていて精神的には非常に健康な状態です。家に帰ることは本人も希望していますが、以前のように日常生活をおくれるかどうか本人は心配しているようです。

93歳の母も健在なのですが、父が入院してから一人での生活で精神的に覇気が無くなってきました。少し認知症が見られます。父が帰ってくることで母の心が元気を取り戻すことが出来ればと願っています。保育園で働く前、老人ホームで介護の仕事をしていましたので、私自身は意外と冷静に現状を受け入れることが出来ていると思います。

施設で多くのお年寄りのお世話ができた体験は非常に貴重な体験でした。両親が自然な状態で死を迎えることが出来るように妻と一緒に支えて行きたいと願っています。妻は私より楽観的で先のことを心配する様子もなく、いつもの同じように生活できていることに感謝しています。

祖父母とも自宅で死を迎えることが出来たので両親も自宅で死を迎えることが出来るように願っています。

明日から25日まで日本基督教団の総会が東京の池袋で開催されます。奥羽教区の総会議員として出席しなければなりません。教団は課題が山積みでできれば出席したくないのですが、朝から深夜まで缶詰状態になる会議です。気持ちが滅入ってしまいます。無事に帰ることが出来ますように祈っています。

9月14日 大阪なおみさんに見る非認知的能力の高さ

連日メディアを賑わせている全米オープンテニスの若き覇者大阪なおみさんについて感じたことをお伝えしたいと思います。それは目に見えない能力が非常に高いということです。非認知的能力がずば抜けて高いことを感じさせるのです。

非認知的能力とは忍耐力、他者と協調する能力、目的を達成しようとする能力、自己肯定感、基本的信頼感等、総じて言うならその精神力が非常に高いと感じるのです。これは乳幼児期に大切に育てられてきたからです。両親の揺るぎない愛情、そして多くの人たちから愛されて育った養育環境が彼女のこの能力を育んできたのだと思いました。

確かに身体的能力もずば抜けているのですが、それが力とか闘争心が身体をコントロールしてるのではなく、人間的な優しさと、今行っていることを、その目標を達成しようとする能力が、彼女の身体を動かしているように思いました。そして、その能力がこの試合の勝者にしたのだと私は思います。

競技者の精神は闘争心が必要であると言われています。しかし、この闘争心は他者との繋がりを分断し、自分を孤独の中に陥れます。特に格闘技はそのような精神が求められてきました。しかし、今回なおみさんからは、闘争心は感じられませんでした。冷静に自分を見つめ、困難を愛の力によって打開しようとする新しいアスリートが誕生したのだと私は思います。

この姿は闘争心を重要に思う人たちには弱弱しく思うかもしれません。しかし、わたしは神々しく輝いて見えるのです。全く驕り高ぶることは無く、この結果が多くの人たちの支えによって成し得た結果であることを彼女は確信していると思いました。そして、この姿は多くの人たちから共感されたと思います。

保育をする者として非認知的能力の重要性が証明できた事例あると私は思いました。


9月11日 指導監査の日です。そして、大阪なおみの優勝に感謝です。

午前11時になりました。本日午後1時15分から県南広域振興局の指導監査が行われます。監査を受ける準備は整っているとは思います。特に心配なことは無いのですが、指導監査を受けるのはいつも緊張してしまいます。この監査によって自分たちの保育が子どもたちの成長のために正しく保育されているのか、見直す良い機会なのですが、どうしてこのように緊張してしまうのかは、なにか心配な部分が有るからなのですが、よくわからないのです。自信が無いからだと思います。

9日に全米オープンテニスで大阪なおみさんが優勝しました。3年位前から注目し応援していました。嬉しい限りです。なおみさんのテニスは完全にセリーナのテニスを上回っていました。実力での優勝でした。セリーナの闘争心は暴言となって表現され、それは見苦しさを感じさせます。その見苦しい姿を支持する観客に多くの人々は不快感を持ったと思います。しかし、この試合に於いて、競技力、精神力全てにおいてなおみさんは圧倒していました。勝利すべくして勝利したのです。真の勝利者に相応しいヒーローが誕生したと思います。

彼女の心の根底にあるのは、家族からの深い愛情によって育まれた人に対しての信頼感であると思いました。彼女の喜びや、悲しみ、辛さ、優しさ、全てをありのままに受入、心から愛してくれている家族がこのヒーローを誕生させたのだと思います。その家族の愛情を心から受入、信頼し、自分の能力を信じ、自分自身を愛の力によって奮い立たせ、この結果になったのだと思います。この勝利は愛の勝利なのだと思いました。

こころからこの勝利を祝いたいと思います。そして、今日の指導監査が無事に終了することを祈ります。

8月1日 熱中症を体験しました。

7月31日朝起き上がろうとすると目まいがあり立ち上がるのがやっとなのです。そして、吐き気があり、これは今流行っている熱中症になってしまったと思いました。何とか妻のいるリビングに行き状態を話しました。ふらつきながら顔を洗い、冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出し、約200ccを吐き気を我慢して飲みこみました。そして梅干を2個口に入れ、朝食は味噌汁を一口飲みこんでまた横になりました。

妻は病院に行くように言ってくれましたが、目まいが有るものの動くことが出来るので、保育園に休むことの連絡を頼み様子を見ることにしました。約1時間ほどたち目まいがなくなり、吐き気もしません。病院には行かないことにしましたが、だるさが有り保育園は休むことにしました。

昨日、寝る前にテレビで熱中症にならないように、予防についての番組を見ていましたが、まさか自分がそうなるとは思ってもみませんでした。その夜は異常に暑く中々眠れませんでした、深夜3時に目が覚め暑さの為1時間のタイマーを設定し、扇風機をかけ眠ったのですが、その結果熱中症になってしまったのです。

連日30℃を超える日が続いています。31日の気温は午後3時でエアコンの無い部屋の中で36度になっています。この日はエアコンを26度に設定して過ごしました。妻に塩飴を買ってきてと頼みましたが、売れ切れになっていたそうです。

93歳の父母はエアコンのある部屋で過ごしていますの、熱中症になったことはありません。父は夕方畑に出て野菜を収穫していました。二人とも元気です。救急車のサイレンの音がいつもより多く聞こえてきます。熱中症になっている人が運ばれているのだと思いました。

テレビでは字幕で熱中症注意が出ています。この異常気象は私たち人間の自業自得の結果です。今日も朝8時で30℃を超えています。皆さんもご注意ください。


7月16日 東北・北海道保育研究発表会に食育部会助言者として参加しました。

12日から13日仙台で開催されました。毎年研究部会の助言者の依頼が有り参加しています。今年度は食育部会の助言でした。6組の発表が有り13日の9時から13時の間に発表されます。1組30分で質問助言の時間を入れると45分くらい時間が掛かります。ですから4時間の時間目いっぱいでした。

助言者は宮城学院女子大学教授の平本福子先生と一緒でした。先生と話し合い3組ずつ分担して助言を行いました。食育の研究発表は近年保育との連携により様々な活動が活発に行われるようになっています。以前は給食の新しいメニューの紹介や食育活動としてのイヴェント的な活動が多く発表されていました。

最近2,3年は食が子どもたちの成長に如何に関わり、その成長を如何に支えているのかという点が研究が行われるようになってきました。食育も保育の大切な働きであることが各施設確認することが出来るようになったのだと思います。

ただ、食育によって具体的にどのような人間形成をするのかという視点がまだ、確立されていないように感じます。食育は肉体健康と精神の成長に欠かすことの出来ない保育であることをもう一度確認し、食育として子どもたちに伝えなければならないことはいかなることなのか、よく考えて見たいと思います。

13日午後。東北大学の川島隆太教授の講演をお聴きすることが出来、大きな課題を頂くことが出来ました。スマホが子どもたちの脳を破壊しているという講演でした。これについては川島先生の著作を読んでスマホの弊害について改めて皆さんにお伝えしたいと思います。


7月4日 日本のサッカーワールドカップは終わってしまいました。感謝以外の何物もありません。

日本代表の試合をもう見ることが出来なくなったのは何とも寂しい限りです。これ程、心が高揚感で満たされた試合は有りませんでした。全ての試合から生きる勇気と希望をもらいました。選手一人ひとりに感謝です。そして誇りに思います。

彼らは自分の持っているすべてをこの時に献げ、自分の能力の全てを出していました。日韓や南アフリカの時とは結果は同じですが、さらに上を目指す逞しい新しい日本代表が存在しているのです。

スポーツは敗者と勝者が存在しますが、勝ち続ける勝者よりも、潔く自分たちの弱さを認め更なる努力を始めようとする敗者の方がよく見えるのは不思議な事です。私は日本代表を応援することができて、新しい命をもらったように思います。ただただ、感謝の何物の有りません。


6月25日 本日は寝不足です。

昨日ワールドカップの日本代表とセネガル戦を見てしまいました。1時には寝ようと思っていましたが、試合が進むにつれて目が離せなくなりついに最後まで見てしまいました。厳しい試合になると思っていましたが、日本代表の方がよい内容なのです。これは勝利するかもしれない。という期待が大きく膨らみました。結局引き分けでしたが勝利に値する引き分けだと私は思いました。

全ての選手が連動し、一つの目的に向かってボールを動かしていました。皆の為に自分のもっている力の全てを出しきっていました。この若者たちが限界に近い状況で走り切り、魂を込めてゴールを目指している姿に大きな希望が有りました。眠ることも忘れて心地よい感動を覚える試合でした。

23日は保育参観のあと、13時30分から17時まで全体会議が行われました。日常の保育対応の中で「抱っこすること。」「給食の対応」についてそれぞれ発題して頂き私たちが抱えている課題や、大切な対応について確認し、意見交換をし、考えることが出来ました。

最後に「アタッチメント理論」について園長が東京大学遠藤利彦先生の著作を参考にした研修を行いました。特に乳児保育の中でアタッチメントの対応は非常に重要であり、子どもたちの成長に大きな影響を及ぼすことを確認しています。アタッチメントについては最初のページに公開していますのでご覧ください。


6月21日 ワールドカップ 日本代表コロンビアに勝利しました。


6月19日コロンビアとのH組1次リーグ予選が行われ、日本代表は強豪コロンビアに見事勝利しました。試合開始直後、大迫のシュートは相手キーパーに阻止され、そのこぼれ球を香川が再び強烈なシュートを放ち、それを相手のセントラルミッドフィルダーがハンドで阻止したためにレッドカード退場になりペナルティーキックが日本に与えられ香川が見事にゴールしたのです。

数的有利の中、コロンビアのペナルティーエリヤ付近でのフリーキックで1点取られましたが、後半半ば過ぎに大迫が本田のコーナーキックを見事にヘディングで追加点を獲得して日本は勝利したのでした。前監督であるハリル氏を直前に解任したことで日本サッカー協会に対して、また日本代表に対して悲観的な意見が多く、コロンビア戦は当然負け、3戦全敗で1次リーグで敗退するという確信のような雰囲気であったと思います。私は監督解任についてはよく決断したと思いましたが、日本代表の試合に関しては良くて引き分けることが精一杯ではないかと思っていました。

しかし、この勝利は今までの不安を一掃して余りある勝利であったと思います。新たな希望が私たちに与えられました。しかし、1次リーグを突破したわけではありませんが日本代表は確実に進歩し、強くなっていることを示してくれたと思います。次のセネガル戦を心を込めて応援したいと思います。

5月27日 ヴィラロボスとイルマルを演奏しました。

日曜の礼拝後、午後2時から西念寺でのギター演奏会が行われました。毎年行われています。水沢の辻山ギター教室の皆さんが主な出演者です。クラシックの参加者は少なく、弾き語りやロック、軽音楽等の演奏が多く、わたしのものは少し重かったかもしれません。出番は後ろの方で4時30分を過ぎていました。

最初のマズルカショーロですが、ヴィラロボスのギター曲の中ではよく演奏される曲で、比較的優しく郷愁を感じさせる日本人には好まれる曲だと思います。このブラジル組曲は4曲からなり都会的な曲想よりはブラジル特有のアマゾンの自然を感じさせる曲となっているとおもいます。

彼の中で特に有名なのはブラジル風バッハNO5です。またギターでは5つの前奏曲、そして12のエチュードが重要な作品なのです。ピアノでいえばショパンやリストのエチュードと同じようなレベルにあると思います。こられらを弾きこなすのは、かなりの努力が必要ですし、高度な技術と音楽性が求められ、これらの努力をしないで演奏するとその曲はただの雑音になってしまいす。

次に演奏したイルマルのバーデンジャズ組曲よりシンプリシタスはブラジルのバーデンパウエルに思いを寄せて作られました。作曲者はチェコの人です。チェコの名ギタリストであるミクルカによって演奏されいます。日本での多くの著名なギタリストがレパートリーとしている曲です。わたしは福田進一先生の演奏が一番い良いと思います。

このシンプリシタスは単純なと言う意味だと思いますが、わたしの身勝手な解釈では「僕は君を大好きなんだ。何の理由もなく心は純粋に単純に君を好きなんだ」という意味があるのではと思いながら演奏しています。

曲名は単純なと言う意味ですが曲自体は結構複雑で、最初は切なさを表現するようなメロディーラインが継続し、そして、気持ちが高揚して激しいサンバのリズムになり心が極限まで高まり、そして再び前のメロディーに戻って終了となるのです。演奏が終わるとかなりの疲労感が残ります。

クラシックギターの愛好家は以前と比較すると減少しているのかもしれません。また、CDの発売も、曲も新しい物は少なく野心的な演奏家も数えるほどです。ギターを愛する者にとっては少し寂しい時代になっています。

保育の仕事を引退したら、ギターを抱えていろいろな教会を訪問しバッハの無伴奏を演奏してみたいと思います。今はバッハの曲を毎日練習していますが、やっとこの年になってイ短調フーガを通して弾けるようになったのですが、今の私の演奏は小学生1年生が国語の教科書を読むような演奏だと思います。

やはりバッハは難しいです。心からの祈りと信仰心、音楽性、高度な演奏技術、そして記憶力と予知能力、忍耐力が無ければよい演奏はできません。最終目標はシャコンヌですが生きている間に到達することは非常に難しいでしょう。しかし、あきらめないで挑戦し続けようと思います。

演奏会て楽しい時間を過ごすことが出来ました。お声を掛けて下さった西念寺の住職様、奥様に心から感謝いたします。

2018年5月14日

新しい年度になり1ヶ月が過ぎました。4月から5月上旬は身も心を忙しく、ストレスがたまる時期です。私は67歳になりますが、例にもれず体も心も疲労困憊しています。しかし、やっと決算理事会が終了しWAMの財務諸表は評議員会終了期に送信できる状態になっています。保育園の方は0歳児の入園が多く4月は先生たちは非常に大変でした。今は4月当初に比べると大分落ち着いていますが、赤ちゃん達が多いので大変さはあまり変わっていないようです。

5月半ばになり、子どもたちはやっと保育園生活に馴染もうとしています。新しく入園した子どもたちはまだ、少し不安そうな姿が見られますが、笑顔の姿も見られるようになってきました。6月初めに親子遠足が予定されています。今年は雨でも心配のない秋田ふるさと村に決定しています。

小学校との連絡協議会が行われましたが、今年の新1年生は非常に落ち着いて生活していることが報告されました。5月26日は小学校の運動会で、来年度小学生になる子どもたちと、今年度1年生になった子どもたちが一緒のリズムが毎年行われています。

私は体力の衰えが目立って来ています。子どもたちと飛んだり、跳ねたりすることはできなくなりました。妻からは、先生たちの邪魔をしないように、また、世間で問題になっているセクハラやパワハラに充分に注意しなさいと言われています。

子どもたちから元気をもらいながら過ごしたいと思います。5月27日は愛宕保育園の理事長が住職である西念寺さんで、恒例のギターコンサートが有り、愛宕保育園の園長先生から出演の声を掛けて頂きました。水沢の辻山ギター教室の皆さんの発表会に、声を掛けて頂いています。

今年はブラジルのヴィラロボス作曲のブラジル組曲からからマズルカショーロとチェコのイルマルが作曲したバーデンジャズ組曲からシンプリシタスを演奏する予定です。どちらもとてもいい曲です。楽しみたいと思います。わたしは27日(日)の2時半ごろの出演になると思います。

2018年5月2日 直木賞の「銀河鉄道の父」を読んで

昨年度、直木賞を受賞した「銀河鉄道の父」を読みました。宮澤賢治を別の側面から見ることが出来、とても興味深く読むことが出来ました。私たちは宮澤賢治を聖人のような感覚で捉えていましたが、この著作を読むと彼は我ままで、自分勝手な人生を歩んでいたように書かれています。そして、彼の生活する姿は、当時としては変人であり、今で言うニート的な毎日を過ごしていたのだと思います。

ただ、父親として賢治の思いを出来得る限り受容し、本人の思い通りの人生を歩ませようとする父親の姿が読み取れました。宮澤賢治は彼一人の働きが其々の素晴らしい作品を生み出したのではなく、家族全員の支えがあって初めて私たちを感動させる作品になったことが気付かされるのです。

岩手をイーハトーブと言い、自分の理想とする世界を想像する心は家族からの愛情によって創造された世界であったのだと思いました。この作品からより宮澤賢治が自分に近づいたように感じました。今年度、理事長からの要望で詩吟のお稽古は「雨にも負けず」を再び取り組むことを決めました。

私たち岩手の土壌と家族の思いが育んだこの「雨にも負けず」の詩を子どもたちに伝えることは、彼らのこれからの人生に何かしらの力が与えられることを信じて取り組みたいと思いました。皆さんも「銀河鉄道の父」を是非読んでみてください。